~ユーザーアクションをトリガーとしたリアルタイムのメッセージ配信を実現~

 このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC)が提供するメッセージング管理ソリューション「DialogOne®」と、Tealium Inc.(本社所在地:米国 カリフォルニア州、CEO:Jeff Lunsford、以下 Tealium)が提供するリアルタイム顧客データ統合ソリューション「Tealium Universal Data Hub」(以下、Tealium UDH)は、連携を開始しました。これにより、ユーザーのアクションをトリガーに、リアルタイムでLINEやFacebook Messengerにおけるメッセージの配信を行うことで、より効果的なユーザーコミュニケーションを実現します。

■連携の概要

 DACの「DialogOne®」は、LINEやFacebook Messengerを活用し、広告主が保有する顧客情報とLINEなどのアカウント情報他を掛け合わせ、各ユーザーに最適化したメッセージを配信することができるソリューションです。
一方、「Tealium UDH」は、リアルタイムな顧客エンゲージメントとマーケティングが求められる新時代において、瞬時の顧客データを活用して、より意義のある関連性の高い顧客体験が創出できるよう世界中の企業を支援しています。グローバルで1000以上のマーケティングツール、サービスベンダと連携が可能で、ベンダ毎に分断された情報を収集・つなぎ合わせ・別ベンダのアクションに必要なデータを発信し、企業のユーザーへのリアルタイムなコミュニケーションを実現しています。
 これまで、「DialogOne®」を通じてメッセージ配信を行うには、企業のオウンドサイト側で管理しているユーザーIDと連携をした上で、メッセージを配信したいユーザーを「DialogOne®」にセグメントとして登録し一斉配信することが必要でした。そのため、ユーザーアクションからメッセージ配信が可能となるまでにタイムラグが生じやすい、という課題がありました。
 今回の連携では、オウンドサイトに「Tealium」のタグを導入済みの企業であれば「DialogOne®」へのセグメント登録のステップを踏まずに、ユーザーのアクションに応じたメッセージ配信を行うことができます。「Tealium」上で指定した動的なセグメント(バッジ)に該当する条件、例えば「再来訪したユーザー」「離脱して1時間経過したユーザー」「資料請求(CV)したユーザー」等のユーザーアクションを条件として、対象ユーザーに自動的にメッセージ送信をすることができます。これにより、バッジで設定されたアクションをユーザーが行ったタイミングでメッセージを配信することが可能となり、ユーザーの状況に合わせたリアルタイムなコミュニケーションを実現します。

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