ヤマトダイアログ&メディアが「TRIGGER DIALOG(トリガーダイアログ)」を 2019 年 4 月 22 日(月)から 販売開始

ヤマトホールディングスドイツポスト DHL(以下「DPDHL」)の合弁会社として設立されたヤマトダイアログ&メディア(以下「YDM」)は、ダイレクトメール(以下「DM」)のパーソナライズドデザインと印刷・配達の発注をオンラインで可能にする「TRIGGER DIALOG(トリガーダイアログ)」を 2019 年 4 月 22 日(月)から販売開始します。

背景

近年、国内ではマーケティングオートメーション(以下「MA」)の認知や導入事例が増えており、MA 市場は今も急速な成長を遂げています。矢野経済研究所の調査では、2020 年の日本国内 MA 市場規模は 2014 年比で約 2.5 倍の 420 億円に達すると予測され、その後もさらなる拡大が見込まれています。
しかし、スマートフォンが普及することでユーザーの Web 接触時間が長くなったものの、Web 上にはネット広告が溢れ、そのことで逆にユーザーの広告慣れを招いています。
一方“紙メディア”は、現物性・視認性の良さから価値が見直されているものの、インターネット広告のような顧客の興味関心にあわせたリターゲティングができず、該当しないユーザーから敬遠されてしまいます。
また、DM 発送における通販・EC 事業者などのクライアントの業務負担などの課題もありました。
これまで YDM は、「宛名なし DM」を提供し、クライアントの新規顧客開拓を支援するダイレクトマーケティング事業を推進してきました。また、DPDHL はドイツ国内で MA 連動型 DM 配信サービス「TRIGGER DIALOG」を 2016 年から展開し、大企業など 100 社を超える導入実績を誇っています。
今回、YDM は DPDHL の「TRIGGER DIALOG」を日本国内で開始します。これにより、クライアントは印刷媒体を使った顧客セグメント別の効果的なアプローチが可能となり、さらにDMの制作から配達までをワンストップサービスにすることで工数半減も実現できます。

「TRIGGER DIALOG」の特徴

(1)パーソナライズド DM のデザイン機能が充実

①顧客ごとの購買履歴から、レコメンド機能のような可変印刷が可能。
②トンボ※5や CMYK※6など紙独自のルールを意識せず、
オンラインで誰でも簡単入稿。
③DM 制作から印刷までかかる時間を従来の1/3 まで削減。
クリエイティブ制作支援(別途費用)。
④YDM が DM 事業で 13 年間培った多数のテンプレートも利用可能。
⑤小ロットからスピード製造

(2)ワンストップサービスで工数が半減

 (10653)

(3)初期費用ゼロ(MA 連携時の開発は別途お見積り)で簡単にパーソナライズド DM が利用可能

固定費用の一例:ハガキサイズ 160 円/通(税別) 、ハガキサイズ圧着 200 円/通(税別)など

「TRIGER DIALOG」 の概要

「TRIGGER DIALOG」は、主に通販・EC 事業者など顧客(既存・見込み)とのコミュニケーション活性化のためのパーソナライズド DM ソリューションです。
企業のマーケッターは「TRIGGER DIALOG」を活用することで、MA や各種 CRM ツールに蓄積されたユーザーの行動履歴や閲覧商品に関するデータと連携し、自動でそのユーザーに適したクリエイティブな DM を制作したり、レスポンス率(反応率)の高い DM 施策を実施することが可能となり、売り上げ増加や競合他社への流出防止が期
できます。
さらに、デザイン・印刷・配達の手配など、従来の煩雑な DM 発注オペレーションをワンストップサービスで工数半減を実現することができます。
ドイツ国内では 5%を超えるレスポンス率や、50%を超える工数削減をクライアントに提供することに成功しています。
参考:「TRIGGER DIALOG」サービスサイト https://www.ydm-trigger.jp/

今後の展開

YDM は、「TRIGGER DIALOG」の機能強化に加え、パートナー企業の開拓を通じた印刷・配達に関するサービスレベル向上を進め、今後 3 年間で 30 社を超えるクライアントの獲得を目指します。
さらに企業の新規顧客開拓を支援する自社メディア「クロネコエリア便」(全国で年間一億通以上流通)を連携し、包括的なダイレクトマーケティングの支援を行っていきます。

トップページへ戻る

関連する記事

関連するキーワード