動画用クラウドサービスの大手プロバイダーであるブライトコーブ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:伊崎 洋児、以下ブライトコーブ)は、インナーウェアを中心とした繊維製品の製造および販売を手掛ける株式会社ワコール(本社:京都府京都市、代表取締役社長:伊東 知康、以下ワコール)が、ブライトコーブのクラウドベースの動画配信プラットフォーム「Video Cloud」を導入したことを発表します。

■Video Cloud導入の背景 ― アパレルメーカーの動画活用における運用上の課題の解決にむけて

ワコールは1946年の創業以来、「世の女性に美しくなって貰うことによって広く社会に寄与する」という目標のもと、女性のこころとからだに寄り添い、時代が求める商品やサービスを創造し、「美」「快適」「健康」という3つの価値を社会に提供しています。

ワコールは、元来より製品の魅力を分かりやすく伝えられることから、動画によるプロモーションを行ってきました。9年前には無料動画サービスに企業ページを開設し、Webサイトと連動した動画配信を開始しています。このように動画活用を進める中で、多数展開する各ブランドの担当者や制作会社が動画配信に携わることから、動画データの社内一元管理とアクセス権の詳細な権限管理を課題としていました。また、動画配信には欠かせない配信期間の管理も重要な課題のひとつでした。

ワコールは、これらの動画活用における運用上の課題を解決するソリューションとして、ブライトコーブのクラウドベースの動画配信プラットフォーム「Video Cloud」の導入を決定しました。セキュアで信頼性が高く、公開期間を含めて一元管理ができるなど柔軟性と制御を兼ね備え、各ソーシャルと連携してマルチデバイスに対応した動画を展開できるなど、ビジネスでの動画活用に必要な機能が網羅されていることが採用の決め手となっています。

■Video Cloudの導入効果 ― 動画活用のハードルが下がり、企業内コミュニケーションにも動画活用を開始

ブライトコーブの提供する Video Cloudは、マルチデバイス対応の高品質な動画配信環境を実現し、効率的なコンテンツ管理やソーシャルメディアへの展開、ランディングページの容易な制作、視聴データに基づいたレポートなど動画配信に必要な機能をオールインワンで提供するクラウドベースの動画配信プラットフォームです。

ワコールは、2017年末よりVideo Cloudによる動画の配信や管理を開始しました。役割に応じた権限の付与やライセンス条件に合わせて公開設定が行えるようになり、これまでの運用上での課題を解決しつつ、効率的な動画管理によるコスト削減を実現しています。

また、Brightcove Galleryの機能を利用することでランディングページを容易に作成できるようになり、社内の動画活用のハードルを下げることができました。ランディングページの一部もBrightcove Galleryで作成し、さらにBrightcove Socialの機能を利用することで、ソーシャルメディアに展開しています。また、動画活用がしやすくなったことにより、対外的なプロモーションだけではなく、企業内コミュニケーションでの動画活用も開始され、社員教育や店頭販売員の接客品質向上のためにVideo Cloudが利用されています。

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