トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)とLINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤剛)は、「全国SNSカウンセリング協議会」を共同で設立しましたので、お知らせいたします。
LINEは、CSR活動の一環として、本年、滋賀県大津市と「LINEを利用した子どものいじめ防止対策に関する連携協定」、および長野県と「LINEを利用した子どものいじめ・自殺対策に関する連携協定」を締結し、「LINE」を利用した相談窓口の開設や、今後の相談事業の検討に取り組んでおります。トランスコスモスはこれらの事業に参画し、システムの提供や数値解析などを行っております。
そしてこのたび、これらの知見を活かし、SNSを利用した相談窓口の開設や情報発信により、自殺やいじめ等の防止対策を実施すべく、本協議会を設立する運びとなりました。

■設立の背景
今の若者は「電話」を使わず「SNS」を活用※しています。しかし、既存の相談窓口の多くは「電話」であり、「SNS」でないため、若者と相談窓口のコミュニケーションのミスマッチが指摘され、改善が求められています。また、先日発生したSNSでの自殺志願者の事件に関連し、国が「SNS自殺相談」を進めていくという閣僚会議の件が注目されています。そこで、SNSを活用した相談窓口の整備とその品質向上が急務になっています。

※総務省「平成28年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
10代及び20代の若者における平日のコミュニケーション系ツールの平均利用時間 音声電話5分以内、SNS 60分程度

■設立の目的
SNS関連事業者、電話相談事業者、カウンセラー、研究機関、教員らが幅広く連携し、
1.SNS相談員のスキル向上の研修
2.SNS相談のノウハウの研究
3.高品質なSNS相談の普及等
を目的として、協議会を設立し、活動を行ってまいります。

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