~ユーザーのオフライン行動を可視化するビーコン施策実施を容易に~

このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC)が提供するメッセージング管理ソリューション「DialogOne®」と、Tangerine株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:平井清人、以下 Tangerine)が提供するリアル行動データプラットフォーム「Tangerine nearME(TM)」が連携を開始しました。DACとTangerineは、2018年8月に資本提携を行っております。
 これにより「DialogOne®」を導入済みの企業は、LINE BeaconやiBeaconなどのビーコンを活用したメッセージの配信設定、設置後のビーコン端末管理などを一元的に、従来よりも容易に行うことが可能となります。
 DACが開発・提供している「DialogOne®」は、LINEやFacebook Messengerを活用し、広告主が保有する顧客情報とLINEなどのアカウント情報他を掛け合わせ、各ユーザーに最適化したメッセージを配信することができるソリューションです。
 一方、Tangerineが提供する「Tangerine nearME(TM)」は、ビーコンを利用することで、生活者のオフライン行動データを蓄積、分析するリアル行動データプラットフォームです。同社のビーコンはすでに、全国に実店舗を持つ大手企業や公共機関において設置が進んでおり、オフィス、店舗、駅や観光名所などにおける生活者の行動を可視化して分析を行い、企業のオムニチャネル化推進やマーケティング効果の改善などに貢献しています。
 これまでビーコンを使った施策を実施するには、企業が個別でビーコン端末を管理し、ビーコンが発する電波の強度調整を各々の設置場所に出向いて確認をする必要がありました。また、さまざまな設定が煩雑なため、施策実施に至るまでに一定のハードルがありました。今回の連携により、「DialogOne®」を導入済みの企業は、「Tangerine nearME(TM)」のビーコン接触時の配信定義設定機能「Location Journey Builder」を活用することで、Beacon施策を簡単に一元管理することが可能となります。任意の条件を組合せ、ユーザーのプロファイルに応じたきめ細やかなエンゲージメント施策、配信設定等を同一の管理画面を通じて実行することができます。
 なお、Tangerineの提供するビーコン端末は、1台でLINE BeaconとiBeacon両方を同時に利用できるハイブリットビーコンです。LINEへのメッセージ配信は「LINE Beacon」を使用して行います。これに併用してiBeaconを併用することで、屋内回遊や動線といった行動データ解析とフィードバックで最適な情報配信を行うことが可能となります。また、 エコ・モード、ビーコンのなりすまし・ただ乗り防止等、企業での大規模なビーコン導入に必須のセキュリティ機能も提供しています。

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