トライベック・ストラテジー株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:後藤 洋、以下 トライベック)は、株式会社メディコム(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:藤本 成司、以下 メディコム)と株式会社パイプドビッツ(所在地:東京都港区、代表取締役社長CEO:林 哲也、以下 パイプドビッツ)と3社共同で、業界初の製薬企業向けマーケティングオートメーションパッケージ「BtoD」を開発し、本日2018年2月22日より提供開始します。

開発背景

製薬業界で日々新薬が開発される中で、医師や薬剤師は、医薬品の効能や副作用、用法や用量などを正しく理解する必要があります。従来、製薬企業では医薬情報担当者(MR)が新薬を含む医薬品に関する情報を医療機関に訪問し医師に伝達しています。しかし、2012年4月、MRと医師との癒着防止を目的に「医療用医薬品製造販売業公正競争規約」が改定され、医師への接待規制や医療機関のセキュリティ等の理由により、MRの訪問規制を強化する病院も増え、MRの働き方は大きく変化しました。また、国内のMR数は2013年度65,752人のピークから2016年度63,185人と約2,600人減少しており(出典:公益財団法人MR認定センター「17年版MR白書」)、3年連続で減少傾向にあることから、効率的かつ効果的にMRの訪問活動を支援する体制が求められています。一方、医師はMRと会う時間を減らし、好きな時間に製薬会社のWebサイトを活用して情報収集を自分で行う方向へと移行してきており、デジタルコミュニケーションを積極的に活用した情報伝達が求められる時代となっています。

近年では製薬企業でも、MRと医師との有効な接触づくりを実現し、MRの訪問活動を支援する目的でマーケティングオートメーション(MA)が注目されてきていますが、企業がMAを導入しようとすると年間数千万円から1億円の予算を見込む必要があり、中小規模の製薬企業での導入は難しいと考えられています。

「BtoD」について

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製薬企業向けマーケティングオートメーションパッケージ「BtoD」は、医療業界における経験、ネットワーク、知識や技術に長けているメディコムと、幅広い業種・業態の企業に利用されている国内最大規模の情報資産プラットフォーム「スパイラル®」を提供するパイプドビッツの協力のもと、トライベックが提供するマーケティングプラットフォーム「HIRAMEKI management®」と連携することで製薬企業のオウンドメディアを最適化し、処方確度の高い医師を抽出して、効果的なMR訪問支援を実現します。製薬企業向けに最適化、パッケージ化されたクラウドサービスであるため、中小規模の製薬企業も素早く安価に導入できます。

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