TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、ベンチャー企業への投資を行う「コーポレートベンチャーキャピタル(以下 CVC)」から、クラウド型CTIサービス「CT-e1/SaaS(シーティーイーワン/サース)」などを展開する株式会社コムデザイン(本社:東京都千代田区麹町、代表取締役社長:寺尾憲二、以下 コムデザイン)に出資を行ったことを発表します。

コムデザインは、企業のコンタクトセンターやサポートセンター向けに自社開発した技術をベースに、クラウド型コンタクトセンタープラットフォーム「CT-e1/SaaS」を開発、サービス提供している企業です。

累計530社10,000席以上(2017年10月現在)の企業で採用されている「CT-e1/SaaS」は、クラウド型サービスのメリットに加えて、導入企業ごとに異なるカスタマイズや構成、キャリア選択など、様々な要件・要望に対して柔軟に対応できるアーキテクチャーが特長のサービスです。
一般的なクラウドCTIでは、クラウドセンターとコンタクトセンター間をインターネットやVPNを利用したIP電話機で構成するのに対し、「CT-e1/SaaS」は、既存PBXを活用しながらクラウドでCTI機能を付与できるほか、PC+携帯やスマートフォンアプリ(CT-e1スマホエージェント)を利用したモバイル・テレワークやIOT連携など、企業のニーズや変化に幅広く適応することが可能です。

コムデザインの主力商品「CT-e1/SaaS」全体図

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TISでは、電話とWebを連携するオリジナルサービスの展開や、コールセンター部門向けのCTI、CRMやFAQシステムなどを提供してきました。この取り組みの中で、2011年から「CT-e1/SaaS」を代理店として取り扱っており、近年の要望が高いCTIのクラウド化と多様な適用形態へのニーズに対応するため、コムデザインとより密な協業と連携が必要との判断から、今回のCVC出資を決定しました。

また、TISでは「CT-e1/SaaS」を自社で提供するデジタルマーケティング領域の統合型マーケティング基盤「TIS MARKETING CANVAS(ティアイエス・マーケティング・キャンバス)」の顧客接点(チャネル)を強化するラインナップとして追加し、他のソリューションとも連携することで、より付加価値を高いサービス提供を目指していきます。

TISは、今後も、CVCを活用して、事業戦略においてキーとなるソリューション・技術を持つベンチャービジネスとの連携を強化していきます。

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