データ分析・レコメンド・マーケティングオートメーションで企業マーケティングを支援する株式会社アクティブコア(本社:東京都港区、代表取締役社長:山田 賢治、以下 アクティブコア)は、マーケティングクラウドソリューション「activecore marketing cloud」(アクティブコア マーケティングクラウド)」(※1)のレコメンドメール機能を拡張し、ECサイトでのカート離脱(※2)防止に有効な「カート落ちレコメンドメール」について、新たにメール配信までのタイミングを任意に指定できる機能を実装しました。カート落ちしてからの経過時間を指定することで、より適切なタイミングで、柔軟かつきめ細やかなレコメンドを実現でき、利用者への訴求や満足度を向上させ、売上に貢献していきます。

※1)activecore marketing cloud:企業内の基幹データやWeb行動ログ、外部データといったマーケティングデータを収集・蓄積・統合・抽出し、AI/機械学習も利用した顧客軸でのデータ分析からレコメンド・マーケティングオートメーションまでが一つにつながったクラウドベースの統合型ソリューション。
※2)カート離脱:ECサイト上でショッピングカートに商品を追加した利用者が、商品を購入することなくサイトから離脱すること。


カート落ちレコメンドメール機能強化の背景

現在ECサイト利用者のショッピングカート放棄率(商品をカートに追加したまま離脱する確率)は、70%を超えると言われています。(出典:Listrak Shopping Cart Abandonment Index)
各ECサイトでは、ショッピングカートを離脱したいわゆる「カート落ち」の利用者に対し、商品購入を促す施策としてメール配信を行うことは良く知られています。 これまで「activecore marketing cloud」では、豊富なレコメンドアルゴリズムを用いて、購入検討中の商品のリマインドや相関の高い商品のレコメンドをメールで配信する「カート落ちレコメンドメール」機能を実現してきました。多くの企業が、実際にこの「カート落ちレコメンドメール」を利用し、売上アップにつなげています。

一方サイト運営者側では、取り扱う商品や商材によって、カート落ちしてからメール配信までのタイミングを任意に設定し、より適切なアプローチをしたいという要望があがっていました。 そこで今回、カート落ち時点からレコメンドメール配信までの時間を指定することができる「カート落ちレコメンドメール」機能を提供することとなりました。
新しく強化された機能の概要

今回強化された「カート落ちレコメンドメール」機能は、これまでどの商品、商材においても画一的であったメール送信タイミングが、例えばカート落ちから1~2時間後に対象となる利用者宛にレコメンドメールを送信するなど、配信時間を運営者が指定して送信可能です。 さらに、1日24時間の中で指定の配信タイミングを用いる時間帯と、夜中など配信を行いたくない特定の時間帯とを設定できます。カート落ちしてからの時間だけでなく、メール配信のアクティブな時間帯もあわせて設定することで、より訴求力のあるカート落ちレコメンドメールが実現できます。 また本レコメンドメールにおいては、「カート落ち商品」の表示に限らず、「カート落ち商品」や「購入履歴」から相関の高い商品を自動でメールに表示しお薦めすることができます。

今回の機能強化により、カート落ちユーザへの適切なアプローチを実現し、売上アップへとつなげていきます。

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