TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下 TIS)は、化粧品大手の株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊、以下 コーセー)の全社横断データ分析プラットフォームを、AWS(アマゾン ウェブ サービス)上で稼働するクラウドDWH(データウェアハウス)「Amazon Redshift」と、BIツール「SAP® Business-Objects™ Business Intelligence」を組合せて構築したことを発表します。

2017年4月に本稼働したデータ分析プラットフォーム「KOMPAS(コンパス:KOS? Marketing Platform for Advanced Strategy)」では部門ごとに分散していたDWHを統合して全社横断でのデータ分析を実現し、営業部門や本社部門で約1200人が活用しています。

「KOMPAS」では、営業担当者が店舗訪問した際に売上状況をビジュアル化したグラフで提示できるなど、データ分析結果の訴求力が大幅に向上しました。また、以前はブランド別の損益情報の確認には帳票を作成するなど手間が必要でしたが、新システムでは必要なときに即座に確認できるようになり、経営情報の分析力強化や効率化にも貢献しています。

データ分析プラットフォーム「KOMPAS」のシステムイメージ

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TISは、本プロジェクトにおいて、店舗支援システム、ERP、百貨店POSなどのデータを集約するETLツール「SAP Data Integrator」の導入や、「Amazon Redshift」と「SAP Business Objects Business Intelligence」を組合せたデータ分析プラットフォームの構築などを行いました。

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