大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、タブレット端末上で申請書・申込書等の帳票のPDFデータに手書き入力した文字をテキストデータ化して、申請・申込手続きのペーパーレス化を支援するクラウドサービス「DNPデジタル帳票配信・受信サービス」の提供を2018年春に開始します。

【本サービス提供の背景】

昨今、将来懸念される労働人口減少に向けて、企業では様々な業務効率化の施策が検討されています。銀行や生命保険などの金融業界では、既存ビジネスのデジタル化を推進させるデジタルトランスフォーメーションの一環で、申請帳票や書類などの電子化によるペーパーレス化を進めています。しかし、多種多様な手続きを全てシステム化するための費用と期間が膨大になることが、課題となっています。
今回DNPは、これまで電子フォームシステム制作や帳票設計で培ったノウハウを活かし、必要な機能を標準装備し、申請・申込手続きのペーパーレス化を支援するクラウドサービスを2018年春から提供します。本サービスには、大手金融機関で既に導入実績のある株式会社 スカイコム社の電子サインソリューション「SkyPDF」が塔載されております。本サービスを導入することで、申請・申込手続きのペーパーレス化を低コスト・短期間で実現することができます。

【DNPデジタル帳票配信・受信サービスの特徴】

○タブレット端末に表示されたデジタル帳票(PDFデータ)に生活者が手書き入力できます。記入された情報はその場でテキストデータに変換されるだけでなく、そのままPDFデータとしても保存されます。
○申請・申込手続きに必要な「帳票の管理・配信・受信機能」、「ユーザ端末管理機能」、「得意先の保有するマスターデータとの連携機能」などを予め実装しているため、新たに手書き入力が出来るシステムを自社開発する場合に比べて、開発費や期間を約3分の1程度に軽減することが可能です。
○デジタル署名による認証改ざん防止機能などの高度な情報セキュリティ機能との連携も可能になります。
 (1908)

トップページへ戻る

関連する記事

関連するキーワード