企業の中で分散する多種多様なデータや、サイト上にあふれる顧客の行動データを集約し、課題分析から仮説の抽出、初回施策の実行といったデータドリブンマーケティングの立ち上げを、短期間(約2-3ヶ月)で集中的に支援します。
※C4Mは、Cloud for Marketingの略称です。
「C4M OnBoard with KARTE」のシス...

「C4M OnBoard with KARTE」のシステム構成図

「C4M OnBoard with KARTE」提供開始の背景
政府による日本企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一環として、経済産業省が今年7月に発表した『「DX 推進指標」とそのガイダンス※』によると、多くの企業でDX推進に向けてデジタル部門を設置するなどの取り組みが見られるものの、実際のビジネス変革にはつながっておらず、「顧客視点でどのような価値を創出するか、ビジョンが明確でない 」 といった問題点が指摘されています。大企業を中心に顧客のインサイトを得られるカスタマー・データ・プラットフォームの構築を目指す企業が増加していますが、「何からはじめるべきかわからない」「ツールを入れてみたがうまくいかない」「デジタル人材が社内にいない」といった障壁から、なかなか取り組みが前進しない現状があります。
そこで、プレイドとNRIデジタルは、KARTEと GCP を組み合わせて活用し、企業のカスタマー・データ・プラットフォームの環境構築から実運用開始までの立ち上げをサポートするオンボーディングプログラムとなる「C4M OnBoard with KARTE」の提供を開始しました。

※「DX 推進指標」とそのガイダンス(経済産業省) https://www.meti.go.jp/press/2019/07/20190731003/20190731003-1.pdf

「C4M OnBoard with KARTE」の概要
「C4M OnBoard with KARTE」の標準的な流れは以下の通りです。

(1)ヒアリング:対象となるビジネスのKGI・KPI、サイトの構造や関連する社内システムについてのヒアリングを実施します。
(2)C4M環境構築:KARTEおよび GCP のアカウントを開設します。サイトへのタグ設置に加えて、ヒアリングしたKGI・KPIを測定するために必要なデータを取得するための設定をし、分析用データを整備します。
(3)分析:顧客に対するインサイトを獲得するために、「C4M OnBoard with KARTE」で予め定めた分析観点でのデータ分析、機械学習モデリング、BIツールによる可視化を実施します。
(4)仮説設定:分析の結果に基づいて、現状の課題を洗い出すとともに、実施すべき施策案を検討します。
(5)施策トライアル:施策案の中からKARTEで実現可能な顧客体験(CX)施策を選定・実施します。施策の効果測定もC4M環境で実施し、設定した仮説をアップデートします。

実際のビジネスを対象に(1)~(5)のプロセスを実施することで、環境構築から分析、分析結果に基づく施策実行と実行結果に基づく継続的な検証プロセスを体感いただきます。

また、お客様の要望により以下のようなオプションも選択可能です。

・KARTE以外の、自社業務システムからのデータの取り込み
・お客様が利用する Google 広告から取得したアナリティクス データを分析に活用
・任意の分析観点でのデータ分析、機械学習モデリング
・Looker(https://ja.looker.com/)によるデータの可視化
・BIダッシュボードの永続化
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