トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田昌孝)と、調査・分析専門の関連会社であるトランスコスモス・アナリティクス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:河野洋一)は、AI・機械学習に不可欠な大量の教師データをセキュアな環境で高品質・効率的に作成することに専門特化したアノテーションセンターを11月1日に開設しました。2017年度に10件のトライアル導入を目指します。
■増えるアノテーション需要 ーAI時代だからこそ求められる人のちからー
昨今、従来は人が行っていた知的業務を代替し、自動・大量・高速処理を実現する特化型AI・機械学習の利活用が進んでいます。しかしこれらは「勝手に賢くなる」わけではなく、人が「賢くしてあげる」ことではじめて機能します。AI・機械学習の教師あり学習では、業務の特性や性質を熟知した人が、AIや機械学習に解かせる問題を定義し、そのうえで数万~数百万件のデータに対し、人がひとつひとつ作成した大量・良質の教師データをもとに「学習」させることでAI・機械学習は成り立っています。つまり、この「教師データの作成(=アノテーション)」なくして、AI・機械学習は成り立ちません。しかし、AI・機械学習に最適な教師データを大量・高品質・効率的に作成するためのリソース・管理体制・ノウハウを自社だけでもつことは容易ではなく、教師データの準備に時間がかかったり、そもそも用意できなかったりと、AI・機械学習の利活用の大きなボトルネックとなっています。そこでトランスコスモスは、コンタクトセンター拠点である「MCMセンター横浜」内に30席規模のアノテーションセンターを開設しました。お客様企業向けにアノテーションサービスを提供することにより、お客様企業のAI・機械学習プロジェクトを推進します。
■トランスコスモス「アノテーションセンター」の特長
昨今、従来は人が行っていた知的業務を代替し、自動・大量・高速処理を実現する特化型AI・機械学習の利活用が進んでいます。しかしこれらは「勝手に賢くなる」わけではなく、人が「賢くしてあげる」ことではじめて機能します。AI・機械学習の教師あり学習では、業務の特性や性質を熟知した人が、AIや機械学習に解かせる問題を定義し、そのうえで数万~数百万件のデータに対し、人がひとつひとつ作成した大量・良質の教師データをもとに「学習」させることでAI・機械学習は成り立っています。つまり、この「教師データの作成(=アノテーション)」なくして、AI・機械学習は成り立ちません。しかし、AI・機械学習に最適な教師データを大量・高品質・効率的に作成するためのリソース・管理体制・ノウハウを自社だけでもつことは容易ではなく、教師データの準備に時間がかかったり、そもそも用意できなかったりと、AI・機械学習の利活用の大きなボトルネックとなっています。そこでトランスコスモスは、コンタクトセンター拠点である「MCMセンター横浜」内に30席規模のアノテーションセンターを開設しました。お客様企業向けにアノテーションサービスを提供することにより、お客様企業のAI・機械学習プロジェクトを推進します。
■トランスコスモス「アノテーションセンター」の特長
トランスコスモスのアノテーションセンターでは、これまでAI・機械学習のプロジェクトにおいて蓄積してきた経験をもとに、AI・機械学習後に実施する分析や運用を踏まえた、最適な教師データを作成するためのアノテーション企画・設計を行います。また、大量の教師データを効率よく作成するためのアノテーションツールの開発を進めるとともに、ISO/IEC27001を取得しているセキュアなコンタクトセンターにおいて培ってきた、多様な人材を管理/育成するノウハウ・コミュニケーション領域に特化したAI研究所「Communication Science Lab」での独自研究との連携をもとに高品質な教師データ作成を実現します。