電通デジタルと電通国際情報サービス、 マーケティングシステム領域におけるグループ横断組織を立ち上げ ―専門人材の結集により、システムインテグレーション およびデータ/テクノロジー活用業務の体制を強化―

株式会社電通デジタル（本社：東京都港区、代表取締役CEO：榑谷 典洋）と株式会社電通国際情報サービス（本社：東京都港区、代表取締役社長：釜井 節生 以下、ISID）は、マーケティングシステムのインテグレーション業務およびデータ/テクノロジー活用業務を行う専門人材約200名からなるグループ横断組織「電通デジタルマーケティングテクノロジーセンター」を立ち上げ、11月より本格稼働します。

現在、企業におけるデジタル変革は急速に進んでおり、その基盤となるシステムの整備が急務となっています。一方で、デジタルマーケティング領域におけるシステムの構築・運用業務は高度化しており、専門人材の量的・質的な不足が顕在化してきました。
また、ソーシャルメディアやIoT等、様々な形で取得される膨大なデータを処理・分析し、企業の意思決定に生かすためには、高度な専門知識も必要不可欠です。そこで電通デジタルとISIDは、本領域における両社の専門人材を集約することにより、大規模化・複雑化するマーケティングシステムの構築・運用やデータ活用の高度化を、個々の顧客企業に最適な形で提案・実現する体制を構築することとしました。

電通デジタルは、電通グループ内のマーケティング手法を結集・高度化した"人"基点の統合フレームワーク「People Driven Marketing」（ピープル・ドリブン・マーケティング）を活用したより高度で精緻なプランニングと施策開発力を強みとしています。本組織により、マーケティングテクノロジーレイヤーの強化を図るとともに、プランニングからシステム構築・運用までワンストップでのソリューション提供をさらに推進します。

ISIDは、強みとする業務ノウハウや先端テクノロジーを用いたイノベーションの実践により、金融ソリューションをはじめ、企業の基幹業務システムや製品開発ソリューションなど、幅広い顧客の経営課題に対応するソリューションを日本のみならずグローバルで提供しています。その開発力を活かし、本組織を通じてマーケティング領域における課題解決を支援するとともに、製品開発から生産、ロジスティックス、サービス、マーケティングにいたる企業のバリューチェーンをデータとITでつなぎデジタルエンタープライズの実現に貢献していきます。

両社は今後、本組織の共同運営を通じて、採用活動の強化、ナレッジの共有、新たなテクノロジー・サービスの共同開発にも取り組んでまいります。