株式会社電通デジタル(本社:東京都港区、代表取締役CEO:山口 修治)は、国立大学法人東京大学先端科学技術研究センター(所在地:東京都目黒区、所長:神崎 亮平 以下「東大先端研」)の小泉秀樹研究室と、より良いオープンイノベーションの実現をテーマとした共同研究組織「共創イノベーションラボ」を設立します。

現在、企業の戦略策定の現場において、組織のサイロ化が改革やイノベーションを阻む大きな要因となっており、柔軟な組織横断チームを編成しての戦略策定や、生活者や異なる専門分野を持った有識者といった社外の知見を交えながらアイデアを創出していく、オープンイノベーションの活用が注目されています。
多数の意見を上手く取り入れ、一つのアウトプットを出していく過程に組み込むことで、質の高いアウトプット創出に寄与することができ、企業と顧客をはじめ協力関係にある社外人材とが共に新しい価値やサービスを創りだす「共創」の場としても、必要性が高まっています。

電通デジタルでは、デジタル化推進のための組織改革や事業戦略策定、新サービス/新商品開発でのイノベーション創出支援といった事業コンサルティングサービスを提供する中で、オープンイノベーションを活用した新サービス・ビジネス創出の支援が必要であると考え、東大先端研・小泉秀樹研究室と共同組織を設立しました。
当研究室では、コミュニティ・デザインの分野で設計手法・アウトプット測定などを学術面から研究しており、企業との共同研究・開発を通じた実践プロジェクトを多数実施しています。

当共同研究組織では、「共創」手法を用いたプロジェクトを推進し、企業における商品・サービス開発におけるアイデア創出支援や、デジタル活用を含めた経営・事業戦略の策定を行う戦略コンサルティングサービス分野において、当研究室の知見を活用していきます。

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