KDDIのグループ会社であるSupership株式会社(以下、Supership)は、同社の提供する広告主向け広告配信プラットフォーム「ScaleOut (スケールアウト)DSP」において、配信中の広告のビューアビリティが確認できる「In-View(インビュー)率レポート」の提供を無料で開始すると同時に、計測したIn-View率を活用した「In-View率ターゲティング」による広告配信への対応を開始しました。

「In-View率レポート」は、「ScaleOut DSP」が独自開発した計測システムによりディスプレイ広告と動画広告のビューアビリティが管理画面上でシームレスに確認できるレポートです。

メディア調査会社の監査や認定審査を行なう業界団体Media Rating Council(MRC)と 米国のオンライン広告の業界団体IAB(Interactive Advertising Bureau)が提唱する「ビューアブルインプレッション」の業界基準に則り、“広告ピクセルの50%がスクリーンに1秒以上表示された広告インプレッション”をIn-View数としてカウントし、広告表示回数に対するIn-View数をIn-View率としてレポートいたします。

通常、ビューアビリティ計測を行うには専用のアドベリフィケーションツールを導入する必要がありますが、「ScaleOut DSP」をご利用の広告主は新たにツール導入や利用にあたる追加コストをかけずに、「In-View率レポート」を管理画面上でご確認いただけるようになりました。
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In-View率計測の指標
なお、動画広告の「In-View率レポート」では、動画の再生率を25%刻みで確認できるようになっており、再生率をKPIとするようなブランディング目的の動画広告キャンペーンの広告評価をより正確に行うことができます。

同時に、In-View率を活用した「In-View率ターゲティング」による広告配信にも対応いたしました。
「In-View率ターゲティング」は、ScaleOut DSP全体の過去配信実績から広告枠毎のIn-View率を算出し、指定したIn-View率を満たす広告枠にのみ広告が配信されるようコントロールすることができる機能です。
これにより、スマートフォン、PC向けのディスプレイ広告の配信において、視認性の高い広告枠に限定した質の高い広告配信を行うことができます。
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In-View率ターゲティングイメージ
「ScaleOut DSP」では、グループ会社のMomentum株式会社(以下、モメンタム)が提供するブランドセーフティソリューション「BlackSwan」とアドフラウド対策ソリューション「BlackHeron」を標準機能として搭載しております。
アドフラウド対策やブランドセーフティにおいて世界最高水準の認定団体であるトラストワージーアカウンタビリティグループ(Trustworthy Accountability Group:以下、TAG)より認定を受けた国内初の企業であるモメンタムとの協業により、これまでも、透明性の高い健全な広告配信プラットフォームとしてアドベリフィケーションへの取り組みを積極的におこなってまいりました。

この度新たに「In-View率レポート」と「In-View率ターゲティング」機能を提供開始したことで、「ScaleOut DSP」はアドフラウド対策、ブランドセーフティに加え、ビューアビリティにも配慮した、全方位型のアドベリフィケーションを網羅した広告配信を実現する環境が整いました。
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