このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC)と、メガバンクをはじめとした多数の金融機関向けにコンサルティングや数理分析サービスを提供するデータ・フォアビジョン株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:大和田 明宏、以下 データ・フォアビジョン)は共同で、DACのDMP「AudienceOne」(※1)の保有するオーディエンスデータをもとにした信用スコア計量モデルを開発しました。

 DACとデータ・フォアビジョンは、2016年6月に「FinTech(フィンテック)」サービス開発へ向けた共同研究を開始しました(※2)。その研究成果の第一弾として、「AudienceOne」の保有するオーディエンスデータを基にした新たな信用スコア計量モデルの開発に至り、本モデルを利用した広告商品として、DACのDSP「MarketOne」にて、信用スコアに基づくターゲティング広告の提供を開始します。

 従来、金融機関はターゲティング技術を活用し、潜在顧客に対して商品・サービス情報を提供してきました。しかしながら、広告により資料請求や契約申し込みに至ったとしても、その後の信用供与に関する審査において成約に至らないケースがありました。今回DACとデータ・フォアビジョンが開発した信用スコア計量モデルを用いることで、事前にユーザーの支払い能力を分析・推測し、審査通過の可能性が高いユーザーに対して広告配信することにより、成約率を高めることが期待できます。
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 また、開発した信用スコア計量モデルは広告配信にとどまらず、クライアント企業の顧客分析に利用できる技術となっています。クライアント企業は自社サイト訪問ユーザーの購買力等の分析を通し、潜在顧客の傾向をより正確に把握することで、マーケティング活動の質を高めることが可能となります。

 今後もDACとデータ・フォアビジョンはクライアントの保有する顧客データと信用スコア計量モデルを基にしたEC事業の決済における信用供与額の設定ロジック開発など、デジタルビジネスの幅広いシーンで利用可能なソリューション開発・強化を行うとともに、本モデル開発の知見を活かし、より幅広い業種に適したデータ活用・研究に積極的に取り組んでまいります。
(※1)DACが開発し提供している「AudienceOne」は、月間4.8億ユニークブラウザーと9,000万のモバイル広告ID、1兆レコード以上の膨大データを保有し、そのデータを解析して高精度な3rdパーティデータを生成/提供する国内最大級のデータ・マネジメント・プラットフォーム(DMP)です。Webサイトの行動データやCRM、広告配信結果、パネルアンケート結果など様々なデータを統合し、分析/可視化、また豊富な連携チャネルを活用した“新規顧客の獲得”から“既存顧客へのLTV向上”までを一気通貫で実現する高度なマーケティング環境の提供を可能にします。
(※2)2016年6月17日プレスリリース 『DACとデータ・フォアビジョン社、FinTech×ビッグデータの共同研究を開始』 http://www.dac.co.jp/press/2016/20160617_fintech

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