このたび、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:島田雅也、以下 DAC)は、DMP「AudienceOne®」(※1)が保有するオーディエンスデータをクライアント企業の企業データベース(DB)等へ提供するサービス「AudienceOne Discovery」を開始します。
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 これまでのCRMマーケティング活動では、企業は1st party データと呼ばれる、自社で収集した属性や購買行動などの会員情報を中心に顧客満足度を向上させる施策を実施していました。しかしながら、自社で収集した1st party データのみでは、限られたデータでの顧客分析となるため、最適なタイミングでの的確な顧客とのコミュニケーションが困難でした。そのため1st party データに加えて、外部の興味関心や嗜好性などの3rd partyデータを活用した分析を実施し、以前より詳細に顧客を可視化することで、マーケティングコミュニケーションの最適化・高度化を実現したいとのニーズが高まっています。例えば、イベント・ベースド・マーケティングといわれる手法で、顧客ごとのライフステージの変化をいち早く検知し、これをニーズ発生の契機(イベント)と捉え、顧客が求める商品提案をより精緻に実施することが求められています。

 DACが自社で開発・提供しているDMP「AudienceOne®」は、4.8億ユニークブラウザーと9,000万のモバイル広告IDの国内最大級のデータを保有し、興味関心等のオンラインデータに限らず購買データや郵便番号データなどのオフラインデータとも連携し、また特許技術によるクロスデバイス推計が可能な点を特長としています(※2)。質の高い豊富なデータを柔軟にカスタマイズすることで多種多様なセグメントを実現し、新たな広告商品の開発などに活用されています。

 このたび新たに開始する「AudienceOne Discovery」のサービスにおいてDACは、「AudienceOne®」が保有する3rd party データをクライアントの1st party データに紐付けて、データを提供します。クライアント企業のニーズに合わせカスタマイズされたデータを提供することも可能です。さらに、さまざまなプラットフォームやソリューションと連携することで、より付加価値の高いデータを提供します。
(現在連携している主な企業:アドビ システムズ 株式会社、シーセンス株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社、株式会社プレイド、株式会社マルケト、株式会社ブレインパッド、Tealium Japan株式会社、トレジャーデータ株式会社、株式会社セールスフォース・ドットコム)

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