株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:戸田裕一)のグループ横断型組織「デジタルロケーションメディア・ビジネスセンター」は、生活動線上にあるメディアを再構築し、新たなメディアビジネス開発を支援する専門組織です(2017年12月設立)。このたび当センターは、博報堂DYグループ独自のノウハウとネットワークを生かし、交通機関や商業施設・店舗などのロケーションオーナー向けに、集客・販促・CRMなどのマーケティング活用やメディア収益化の機会を創出するメディアビジネス開発・導入支援プログラム「Space Booster(スペースブースター)™」を開発しましたのでお知らせします。

生活者の1日の平均外出時間は約5時間、家庭でのテレビの平均視聴時間を超えるともされる中、生活者にとって、交通機関や商業施設・店舗などの生活動線上の情報接点の存在感が高まっています。企業にとっても、これらの情報接点を活用したマーケティング活動は今後ますます重要になると考えられます。こうした中、生活動線上にデジタル化された情報接点(以下、「デジタルロケーションメディア」)を創出することは、これらの場所を保有するロケーションオーナーにとって、自社の集客・販促・CRMなど新たなマーケティング活用や、他の企業へこれらのマーケティング機会を提供することによるメディア収益化につながると想定されます。

「Space Booster™」は、交通機関や商業施設・店舗などのロケーションオーナーや、そこで既に看板やポスターなどのメディアを運営している企業(メディアオーナー)向けに、「デジタルロケーションメディア」の開発・導入を支援する博報堂DYグループ独自のプログラムです。生活者と企業、双方の視点から当該ロケーションの潜在的な価値を再発見し、そのロケーションに最適かつ高付加価値なメディアの開発・導入をワンストップで支援します。具体的なワークフローは、下記の通りです。
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デジタルロケーションメディア・ビジネスセンターは、その時・その場所の状況や無意識下の気分によって生活者の意識や情報行動が変化することに着目し、生活動線上のシーンや気分に応じて変わる生活者のインサイトの集合体を「モード」と定義しています。当プログラムでは、こうした変化する生活者の「モード」をとらえて適切な情報を提供するため、時間や場所を起点とした高度な情報配信の仕組みを提案します。なお、プログラム実施にあたっては、デジタルロケーションメディア・ビジネスセンターのメンバーを中心に、博報堂DYグループのリソースや独自のパートナーネットワークを活用し、推進していきます。

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