また、スマートチーターのコンセプトを「サイト分析ツール」から「ヒューマナライズプラットフォーム」に刷新し、より多様化するデジタルマーケティングのニーズに対応して参ります。
「サイト分析ツール」から
「ヒューマナライズプラットフォーム」へ

2006年に開発を開始し、アップグレードを重ねるごとに時代背景に合わせて新機能を追加しているスマートチーターは、ペンシルのウェブコンサルティングの技術とノウハウを結集しながら、戦略的サイト分析ツールとして10年以上に渡り開発を続けてきました。

しかし、開発開始当初は、デバイスがPCに限られ、スマートチーターもサイトへの過去のアクセス者を解析するアクセス解析を主な機能としていましたが、現在ではスマートフォンやタブレットなどデバイスも増加し、オンラインからリアル店舗(オフライン)に集客するO2O施策や、オンラインやオフラインを問わず顧客に購買チャネルを意識させない販売戦略であるオムニチャネル化など、デジタルマーケティングは日々多様化しています。

ペンシルは、このような背景を受け、スマートチーターのコンセプトを「サイト分析ツール」から「ヒューマナライズプラットフォーム」に刷新しました。ヒューマナライズとは「ヒューマン(人間)」と「アナライズ(分析)」からなる造語で、分析手法やデータだけに偏ることなく、データの裏側にあるユーザーの心理やライフサイクルを意識した「ユーザー指向の分析」を言語化しています。今後、購買データなどオフラインデータとの連携や、機械学習などを活用した未来予測機能などを実装していくことで、優良顧客のLTV(顧客生涯価値)最大化に貢献し、より複雑化するデジタルマーケティングのニーズに対応して参ります。


スマートチーター20.0の新機能

離脱分析の強化 – 離脱抑制効果測定を搭載

ウェブサイトにおけるコンバージョン率(成約率)は、ウェブサイトへのアクセス者の約1%と言われ、99%が離脱や直帰をしています。つまり、離脱を1%改善すれば、アクセス数を増やさずにコンバージョンを2倍にすることが可能です。スマートチーターは離脱分析に強く、これまでも離脱者や直帰の多いページを見つける「離脱ワーストページランキング・分析機能」、「直帰ワーストページランキング・分析機能」などを提供してきましたが、離脱分析をさらに強化するため、新機能として離脱抑制効果測定機能を開発し、その第一弾メニューとして「VePanel分析」を追加しました。

VePanelとは、Ve Interactive社が提供するウェブサイト離脱抑制サービスです。ユーザーがブラウザのウィンドウを閉じる、他のサイトへ遷移するなどウェブサイトから離脱しようとした際に、割引クーポンや商品レコメンドなどを組み込んだパネルを、画面の右側からスライド表示し、ウェブサイト滞在の継続を促します。

VePanelで離脱抑制に成功した事例を詳細に分析することでウェブサイトのコンテンツ改善に活かすことができるため、Ve Interactive社と連携し、VePanelの表示情報とスマートチーターの分析データを組み合わせたコンテンツ改善機能「VePanel分析」を開発しました。

VePanel分析では、ウェブサイトのページごとに、VePanelが表示されている回数、VePanelが閉じられている回数、VePanelから他のページへ誘導した回数、コンバージョンに寄与できた回数などを細かく分析することが可能です。VePanelと相性の良いコンテンツ傾向などを発見し、VePanelを表示するコンテンツの最適化を進めていくことができます。
スマートチーター20.0でバージョンアップした機能

動画分析

スマートチーターの動画分析は、アクセスログと動画の閲覧情報を組み合わせて、動画を閲覧したユーザーだけでなく、コンバージョンしたユーザーがどこまで閲覧しているのかを分析できることが特徴です。その動画分析がより視覚的に、分かりやすくバージョンアップしました。

これまでは、秒数と閲覧数の数表を表示していましたが、ユーザーが閲覧しているシーンを直感的に把握しやすくするため、計測対象の動画をスマートチーター上に表示し、実際に動画を閲覧しながら同時に動くグラフを確認することができるように改良しました。動画がどのシーンまで閲覧されているのかを正確に把握することで、動画コンテツの改善に役立てることが可能です。
モチベーションマップ

モチベーションマップとは、ユーザーがページのどこをよく読みクリックしているのか、また、どこを読み飛ばしているかを同時に分析することができる機能です。ユーザーの閲覧ポイントや注視指数、また、クリック位置などページの閲覧状況を視覚的に分析できる本機能に、ユーザーの「初回」「再来訪」を選択できるセグメント機能を追加しました。

これまでは、すべてのユーザーの動向を一括で表示していましたが、ウェブサイトに初めて訪れているユーザーと、2回以上訪れているユーザーでは、その目的の違いから注目するコンテンツに差が生じやすいため、セグメントして分析することで、ページ構成やコンテンツなどの最適化につなげることが可能となります。
スマートチーターは、ペンシルのウェブコンサルティングの技術とノウハウを結集して開発を続けるヒューマナライズプラットフォームです。2006年に開発を開始し、アクセス解析機能やサイト改善の効果測定機能など、アップグレードを重ねるごとに新機能を追加しています。「簡単」「高速」「わかりやすい」が特徴で、サイト分析の初心者にも扱いやすく、また、ペンシルのコンサルタントが現場で活用しているアイデアやサイト分析ノウハウを盛り込んでいるため、サイト分析のエキスパートにも納得いただける機能を兼ね備えています。
スマートチーター 公式サイト:http://www.pencil-cheetah.jp/

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