AI・IoT・ビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティム(以下 オプティム)は、スマート農業の取り組みの中で、大豆の生育管理にドローンを活用し、病害虫が検知された箇所のみにドローンでピンポイント農薬散布を行う試みを実施しました。そして第三者調査機関により、ドローンを用いて栽培された大豆の残留農薬を検査した結果、残留している農薬が不検出相当であるとの検査結果がでました。これは、世界で初めて大豆の生育管理にドローンを用いて、病害虫が検出された箇所のみピンポイントで農薬散布を実施することで、通常栽培で使用する農薬の量の1/10以下に削減し、農家の方の生産コストを抑えられた栽培が成功したことを意味します。なお、本取り組みに関連する特許群を現在出願しています。
■ピンポイント農薬散布栽培実証実験について
農業生産法人 株式会社イケマコが管理する88エーカーの大豆畑を2分割し、一方は通常の育て方を実施、もう一方は「OPTiM スマート農業ソリューション」を活用した、ドローンを用いたピンポイント農薬散布栽培を実施し、残留農薬量、収量、品質、労力・農薬コスト削減効果の実証実験を行いました。
◆実証実験イメージ
■残留農薬検査詳細
以下の検査機関および検査方法にて残留農薬の検査を行いました。その結果、ピンポイント農薬栽培にて育てられた大豆は、残留農薬が「不検出」であるという検査結果を頂きました。