KDDIのグループ会社であるSupership株式会社(以下、Supership)は、同社の提供する媒体社向け広告配信プラットフォーム「Ad Generation(アドジェネ)」SSP(注1)において、ドイツREMERGE社のDSP(注2)「Remerge」と国内SSPとして初めてのRTB(注3)接続を開始しました。
「Ad Generation」は、複数のDSPやアドネットワークから、最も収益の高い広告を自動配信し、媒体社の広告収益最大化を支援するSSPサービスです。月間配信実績は340億imp(インプレッション)を突破し、スマートフォンアプリ/ウェブにおける配信実績としては国内SSP最大規模を誇ります。

「Remerge」はドイツ発のアプリリターゲティング広告(注4)に特化した広告配信プラットフォームです。サンフランシスコ、ニューヨーク、シンガポール、東京へとグローバルで拠点を拡大し、急成長をしています。

この度の連携により、「Ad Generation」SSPを導入している媒体社(メディア)は、新たにSDKを追加導入・アップデートをすることなく、アプリリターゲティングに特化した「Remerge」独自のアルゴリズムによる高単価な広告入札を受けることが可能となります。加えて、RTBの接続先が追加されたことにより、入札競争が活発化し、広告収益のさらなる向上が期待できます。

なお、「Ad Generation」が提供する豊富な広告フォーマットのなかで、「Remerge」の広告配信に対応する広告フォーマットは、バナー広告とネイティブ広告の2タイプです。

Supershipは、今後も「Ad Generation」においてさまざまな企業と連携することで、媒体社の広告収益最大化を支援していきます。

注1:SSP(Supply-Side Platform)
広告枠の販売から業務フローまでを一元管理し、媒体社メディアの広告収益を最大化するプラットフォーム。
注2:DSP(Demand-Side Platform)
複数広告枠の配信最適化と効果検証などの一元管理により、広告主の広告効果を最大化するプラットフォーム
注3:RTB(Real Time Bidding)
広告のインプレッションが発生するたびに広告枠の競争入札を行い、配信する広告を決定するインターネット広告の入札方式
注4:アプリリターゲティング広告
既に自社アプリをインストールしたユーザーが別のアプリを利用している時や、ウェブサイトを閲覧しているタイミングで、自社アプリへユーザーを呼び戻すために表示する広告です。呼び戻したいユーザーを端末識別子を用いてピンポイントにターゲティングをするため、非常に高い広告効果が期待できます。

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