ソニー株式会社と株式会社電通が出資する総合広告会社、株式会社フロンテッジは、9月1日、デジタル時代の生活者の動き方を体系化し、企業の課題解決に結びつける新しい取り組み、「フロンテッジ・モチベーション・プロジェクト」を始動し、その中心となって課題解決に当たる特別組織「フロンテッジ・モチベーション・ラボ」を設立いたします。

「生活者のモチベーション」の観点から、企業課題を解決する。

生活時間の多くがデジタルとの関わりで費やされている現代において、企業の課題解決の方法も大きく変わりました。品質の高いものを作り、広告を大量に投下し、魅力を伝え、理解を深める、といった従来の手段やプロセスが、現代では効果を発揮しないことが多くあります。それはなぜか。デジタル化の進行により、生活者の情報接触状況は大きく変わり、それに伴い彼らの「心の動き方」「気持ちの作られ方」もさらに大きく変わったからです。ものの良し悪しや選び方、好き嫌いに関して、生活者の心の動き方が大きく変わった今、企業の課題解決の方法が従来と同じでいいわけがありません。フロンテッジは、この課題意識に正面から取り組み、デジタル時代に生活者を動かす「モチベーション」に着目しました。

「フロンテッジ・モチベーション・プロジェクト」におけるチャレンジ。

従来、課題解決の領域において、「モチベーション」という言葉は、主に企業やプロジェクトの内部関与者の動機付けという意味で使われています。一方、フロンテッジは、それに限らず、様々なクライアントが抱える対生活者の課題に向き合うため、「生活者の消費行動におけるモチベーション・デザイン」に目を向けました。そして今回、そのために、モチベーション・デザインを主要な業務領域として掲げる株式会社刻キタルから間宮洋介氏をプロジェクト・リーダーとして招聘し、さらには各界の専門家をメンバーとして迎え、フロンテッジのソリューションチームと一丸となって、デジタル時代の消費行動における企業課題を、様々な角度から解決することを目指します。
モチベーション・デザインの体系化を目指す「フロンテッジ・モチベーション・ラボ」設立。


「フロンテッジ・モチベーション・プロジェクト」のエンジンとなり、クライアントの課
題解決の中心的存在になるのが、今回新たに設立する「フロンテッジ・モチベーション・ラボ」です。当ラボのミッションは大きく3つあります。

①デジタル時代の生活者の動き方を踏まえた課題解決の新しい方法(モチベーション・デザイン)を体系化すること

②さまざまなクライアントの課題に対し、モチベーション・デザイン・メソッド的見地から解決の方向性をディレクション(示唆)すること

③モチベーション・デザインに関するセミナー・勉強会の開催や、研究成果を定期的に発信していくこと

そのために、当ラボは、「フロンテッジ・モチベーション・プロジェクト」のメンバーを中心に、社外からもさまざまなジャンルの専門家を招き、理論と方法論の体系化を進めるとともに、クライアントの課題解決の実践にも役立てていきます。

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