東芝デジタルソリューションズ株式会社(神奈川県川崎市 取締役社長 錦織弘信 以下、当社)が提供するコミュニケーションAI「RECAIUS™(リカイアス)」の音声認識サービス「RECAIUS フィールドボイス」が、株式会社ささげ屋(以下、ささげ屋)の”衣類採寸業務”に採用され、新たな分野での RECAIUSサービスの適応が実現できました。現在、ささげ屋内でテスト運用を行っており、年明けの本格実用開始を目指します。

 ささげ屋では、主にネット通販向けに衣類など商品情報の制作として、”ささげ業務“(撮影・採寸・原稿作成)を実施しております。”ささげ業務”のうち、衣類や雑貨などの「採寸」作業では、メジャーで商品を計測し、データをパソコンへ入力する反復作業のため、目線や手元が衣類とパソコンを頻繁に行き来することで作業者の負担が大きく、データの入力ミスや計測モレが発生しやすいという恒常的な課題がありました。
 今回採用いただいた「RECAIUS フィールドボイス」を活用することで、メジャーから目線や手元を外さずに音声でつぶやくだけで、衣類の採寸情報(着丈73cm、身幅52cm、肩幅47cm、袖丈21cm、原産国は中国です。)などを入力することが可能となりました。これにより入力ミスによる作業の手戻りも低減でき、作業の効率化に貢献いたします。

 将来は、音声入力だけではなく画像認識による商品タグの自動読み込みなどRECAIUSの様々なサービスを組み合わせて新規サービスの共創ビジネスについて検討を進めます。
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図1:RECAIUSフィールドボイスを活用した”衣類採寸業務”のイメージ図

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