インテージ、都道府県別テレビ視聴実態を可視化する 　スマートテレビ視聴データ “Media Gauge TV”を 11月に提供開始

株式会社インテージ（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：石塚 純晃、以下インテージ）は、株式会社IXT（イクスト）（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：長崎貴裕、以下IXT）が収集、蓄積しているスマートテレビ視聴ログを、メディアプランニングへの活用を可能とすべく付加価値化をおこない、「Media Gauge」のテレビデータとして、11月より提供開始いたします。

ビッグデータやIoTデータを活用し、あらゆるメディアの計測データを、より詳細・正確にマーケティングに活用できるデータとして価値化し提供するサービスです。今回は第1弾として、そのテレビ版の提供を開始いたします。今後、デジタルなど他メディアの計測も順次開発を進め提供していく予定です。

複数のテレビメーカーから収集した、ネットに結線されたスマートテレビと録画機の視聴ログ*をクレンジングし、統一フォーマットで標準化・構造化した視聴データです。都道府県別にとどまらず、一部エリアでは市区町村別でもデータを見ることが可能です。
　*マーケティング利用の許諾を得て、匿名化されているもので、どのテレビ・録画機で、いつ、どんな操作がされたかがわかります。

特長1： 複数のテレビメーカーからデータ収集し、メーカーの偏りを抑えたデータとしています。
複数メーカーからの視聴ログを統一フォーマットで標準化・構造化し、視聴データとして集計分析に利用できます。

特長2： 全国のテレビ47万台・録画機52万台（2017年8月現在）から情報を収集しています。
都道府県別の地デジだけではなく、チャンネル数が多く視聴者数の少ないBS、CSも視聴データを確認することができます。

特長3： 15秒単位で視聴行動を把握することができます。
番組やCMのメタ情報*と照合し、CMごとの接触や、放送シーンごとの流入流出を詳細に把握することができます。
*メタ情報は別途入手が必要です。

第1弾として、エリア間・時系列での比較を可能とする
SCREEN INDEX（SI値：TV視聴台数推定値）を提供します。

スマートテレビ視聴ログは、日々の普及台数の増加や、エリア別の普及率のばらつきなどにより、時系列・エリア間で比較することが難しいデータでした。このたびリリースする「Media Gauge TV」では、全国都道府県単位の世帯数とテレビ保有台数をベースに推計したSI値をご提供します。
これにより、エリア間の偏りが調整されたテレビ視聴台数の実数が算出でき、番組やCMが映っているテレビの台数を全国計やエリア別、時系列で比較できる、メディアプランニングにお使いいただきやすいデータとなります。
「Media Gauge TV」は、全国エリア別でテレビCM出稿をプランニングされたい広告主や、各エリア固有のアクションをとられている地場企業や地方テレビ局の、データに基づく的確なメディアプランニングをご支援できるマーケティングデータを目指して、今後もサービスを開発してまいります。