~消費者-メディア-広告主のwin-win-winな関係を構築し成功報酬型アドネットワークのさらなる発展を目指す~

 インターネット広告事業を展開する株式会社ファンコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:柳澤安慶 東京証券取引所市場第一部:2461)が運営する国内最大級のアフィリエイトサービス「A8.net(エーハチネット)」は、2018年3月より広告主企業向けに、Apple社のITP(Intelligent Tracking Prevention)に対応した新しい広告効果計測システム(以下、新システム)の提供を開始しました。

 ITPは、2017年9月より配布が開始されたiOS11における標準ブラウザ・Safari11のCookie機能に標準で制限をかけるもので、これにより当社サービスを含む多くのネット広告が利用する「3rdパーティ製Cookie」を使った広告効果計測の仕組みでは、一部正常に効果計測が出来ない状況が生じています。これを解決するには「1stパーティ製Cookie」を用いて広告効果計測をする方法がありますが、広告主サイトの外部決済サービス利用が進むなど複雑化するEC環境下で、異なるドメイン間を行き来するユーザーの一連の遷移を正確に追跡計測していくためには広告主側での追加設定作業が多く必要で、導入ハードルが高く浸透しづらいことが難点でした。

 これらの背景を踏まえ、このたびA8.netでは、この「1stパーティ製Cookie」を用いながらも広告主側の負担を「3rdパーティ製Cookie」利用時と同等の最小限に抑えられる新システムを考案・開発しました(特許出願中:2018-044411)。新システムでは、広告主はDNSの設定をするだけで、同一ブラウザ上でのあらゆるユーザーの遷移ケースを「1stパーティ製Cookie」で正確に効果計測することが可能になります。
 (5284)

トップページへ戻る

関連する記事

関連するキーワード