- 物件画像をディープラーニングで分類し、Webサイトへの登録作業までを自動化することで、作業時間を70%、月3,000時間削減 -

株式会社ブレインパッドは、ディープラーニングを活用した賃貸物件の画像分類システムをGoogle Cloud Platform™ 上に構築し、大東建託株式会社の「働き方改革」の一環として、提供を開始したことを発表します。

■営業スタッフによる手作業をAIで自動化し、作業時間を大幅に削減

大東建託グループが管理する賃貸物件は100万戸を超え、その管理戸数は業界No.1を誇ります。
 従来は、この膨大な賃貸物件の画像をWebサイトに掲載する場合、同社の営業スタッフが物件画像を目で見てリビングやキッチン、玄関、洗面所などのカテゴリに分類し、1枚ずつ手作業でシステムへの登録を行っていました。しかし、この登録作業には物件1件あたり5~10分を要し、その登録総数は年間30万件近くにのぼるため、その膨大な作業時間の効率化が課題となっていました。

 このたびブレインパッドが構築した本システムは、物件ごとのフォルダに関連する複数の画像をまとめてシステムに投入するだけで、AIが自動でそれらの画像を21種のカテゴリに分類します。さらに、その分類された画像を物件サイトに掲載する作業までを自動化するため、営業スタッフの作業時間が1物件あたり約70%短縮され、1ヶ月あたりに換算すると約3,000時間の作業時間削減に寄与することが見込まれます。

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