当社は、平成 30 年6月 28 日開催の取締役会において、当社連結子会社であるスキルアップ・ビデオテクノロジーズ株式会社(以下「スキルアップ社」という。)が営む映像配信プラットフォームソフトウェアの開発、販売、導入のためのシステム開発、及び保守・運用サービスの提供に係る事業(以下「映像配信ソリューション事業」という。)を、日本テレビ放送網株式会社(以下「日本テレビ社」という。)が新たに設立する承継会社(以下「本承継会社」という。)に対して承継する吸収分割(以下「本吸収分割」という。)を行うことについて決議を行い、スキルアップ社と日本テレビ社との間で基本契約書(以下「本契約」という。)を締結いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

本契約の締結及び本吸収分割の目的

スキルアップ社は、当社グループのマーケティングセグメントに属する連結子会社(持分比率 97.5%)であり、映像配信ソリューション事業と動画広告事業の二つの動画関連技術サービスを提供しております。デジタルシフトを牽引する当社グループにおいて、動画広告事業は最注力事業の1つに据えており、平成 26 年に動画広告事業の成長加速を目的としてスキルアップ社を買収し、連結子会社としております。

当社グループの主要事業領域であるインターネット広告市場は日々変化しており、急速且つ柔軟な対応が求められております。このような状況の中、当社グループにおける映像配信ソリューション事業の方向性について、慎重に検討を重ねて参りました。

検討の結果、動画広告事業に注力することが当社グループの経営にとって最善であると判断し、経営資源の最適配分を行うため、映像配信ソリューションを切り離すことといたしました。

日本テレビ社は、メディア・コンテンツ事業を展開しており、テレビ広告枠の販売や有料放送事業に加え、動画配信事業も拡大しており、スキルアップ社の映像配信ソリューション事業と高いシナジー創出が見込めるため、スキルアップ社の映像配信ソリューション事業を日本テレビ社が新たに設立する本承継会社に対して承継する本吸収分割を実施することとし、本日付で、当社は日本テレビ社及びスキルアップ社との間で本契約を締結いたしました。

本件を通じ、当社グループの経営資源の最適配分を行い、動画広告事業の成長を加速させ、更には日本テレビ社と将来に向けて動画領域での協業の可能性を検討して参ります。

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