KDDIと野村総合研究所、企業のデジタル変革を支援する合弁会社の設立に合意

KDDI株式会社 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 田中孝司、以下KDDI) と株式会社野村総合研究所 (本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 此本臣吾、以下NRI) は、2017年10月26日、デジタル変革を支援する合弁会社 (以下新会社) を設立することに合意しました。両社は、2017年12月に新会社を設立し、2018年1月の事業開始を目指していきます。設立当初の出資総額は70億円、出資比率はKDDIが51%、NRIが49%となる予定です。

新会社は、新しい情報通信技術を活用して、企業のデジタルによる変革 (デジタル・トランスフォーメーション) を支援する事業会社です。NRIの戦略コンサルティング、システムインテグレーション、KDDIの次世代ネットワーク (5G、LPWA、SD-WAN等)、IoTプラットフォームなどを融合させ、お客さまが事業戦略を立案する段階からご支援し、事業化の検証 (PoC (注1)) を行い、アジャイル手法も活用しながらシステム開発、ネットワークインフラ構築、運用までを一貫して支援していきます。

デジタル・トランスフォーメーションにより、お客さまのIT投資が、売上拡大や新サービスにつながる「ビジネスIT (注2)」にシフトしていく中、新会社では、早期のビジネス実現、成果拡大に焦点を当ててご支援をして参ります。

両社は、それぞれの持つ強みを生かし、急速にデジタル化の進む社会、経済、企業の変革を支援することによって、社会の発展に貢献していきます。

注1)
PoC: Proof of Concept 新しい事業を作り上げるために行う事業仮説、コンセプトの実効検証をいいます。
注2)
「ビジネスIT」とは、顧客のビジネスの拡大に直接貢献するITのことを指します。