ログリーはこれまで過去7年以上に渡り、データ解析技術をコアコンピタンスとし、自社開発のレコメンドエンジン「logly lift(ログリーリフト)」や、ネイティブ広告配信システムを提供してまいりました。レコメンドエンジンや広告配信においては、Webサイトに訪問したユーザーに好まれるコンテンツや広告をマッチングして表示させることで、より精度の高い配信が可能となっています。

■特許の特徴と概要

本技術ではWebサイトを訪問したユーザーの行動履歴からWebページのコンテンツを解析し、ユーザーとコンテンツ内のキーワードを結びつけていきます。その際、キーワードの出現頻度などによって興味の度合いを推定、ユーザーごとの興味を分類します。また、ユーザーにさまざまな興味キーワードが付与されたデータベースが構築されるため、広告のターゲティング配信、類似ユーザーの抽出、興味グラフの可視化、ターゲットオーディエンスの可視化など、さまざまなサービスで応用が可能です。
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本技術は、まずネイティブ広告プラットフォーム「logly lift」における記事レコメンドと広告配信の仕組みに採用し、続いて、メディアサイトの分析ツール「Loyalfarm(ロイヤルファーム)」において、読者の興味を可視化するレポーティング機能に採用しています。
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 また、本技術を応用して、単一のWebページで興味グラフを抽出し、Cookieに依存しない広告配信の仕組みを構築しています。近年、GDPRやプライバシーに関わる法律、そして課題が顕在化している中、ログリーは「嫌われない広告」を実現すべく、本応用技術を利用することで、プライバシー問題にも取り組んでまいります。

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