グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長:田中良和、以下「グリー」)は、現在急成長しているバーチャルYouTuber市場に参入することを決定し、ライブエンターテインメント事業を担う100%出資の株式会社Wright Flyer Live Entertainment(本社:東京都港区、代表取締役社長:荒木英士)を設立することをお知らせします。
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参入第1弾として、声優やタレントが3DCGキャラクターの外見をまとい演じるバーチャルYouTuberを発掘・育成・マネジメントし、動画番組を企画・制作・配信するプロダクション事業を開始します。

グリーはゲーム事業、メディア事業に続く成長事業として、バーチャルYouTuberを中心としたライブエンターテインメント事業を立ち上げ、今後1-2年で約100億円規模の事業およびコンテンツ投資を実施するとともに、日本国内のみならずグローバルでも展開していきます。

バーチャルYouTuberとは

バーチャルYouTuberとは、声優やタレント、一般クリエイターなどがモーションキャプチャー技術を使って3DCGキャラクターの「中の人」として演じて動画配信を始めたものです。YouTubeチャンネル登録者数が150万人を超えるなど、実物のタレントを超えるような人気のバーチャルYouTuberも誕生しており、2018年1月にはYouTuberチャンネル登録増加数ランキング上位10人のうち半数がバーチャルYouTuberになるなど、国内外で人気が急上昇しています。

市場背景

キャラクタービジネスのベースとなるアニメ市場は、2016年に初めて2兆円台を突破しており、動画配信サービスのグローバルでの拡大などを通じて、急速に海外市場の売上が拡大しています。一方、スマートフォンなどを通じた受け手側の情報取得方法は、文字から写真、写真から動画、動画からライブ配信へと拡大してきています。そうした中でバーチャルYouTuberの人気が急速に拡大してきており、アニメキャラクターによる動画配信は今後VR/ARの普及も後押しし更に市場を拡大していくと考えています。

グリーは、これまでSNS「GREE」やゲーム事業、VR事業で培ってきたさまざまなノウハウや、大手IPホルダー・原作者・声優事務所等との協業関係など、自社の強みを最大限に生かすことで、急成長するバーチャルYouTuber市場のいっそうの拡大に貢献していきたいと考えています。
今後は、クリエイターや関連スタートアップへの投資、関連サービスの開発、収録・配信スタジオの開設など積極的に展開していきます。

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