GMOインターネットグループでインターネット上の集客サービスを展開するGMO TECH株式会社(代表取締役社長CEO:鈴木 明人 以下、GMO TECH)は、スマートフォン向け広告配信サービス「GMO SmaAD(スマアド)」および完全成果報酬型アフィリエイトサービス「GMO SmaAFFi(スマアフィ)」において、アドフラウド(不正広告)対策強化を目的とした、「不正対策ツールの機能更新」および「独自のアドフラウド排除ロジックの実装」を2018年5月に実施いたしました。
 そしてこの度、一定期間の検証を経て、不正広告ブロック率の大幅な改善を確認いたしましたので、お知らせいたします。
 GMO TECHは、昨今、インターネット広告業界において被害が増加しているアドフラウド(※1)問題に、引き続き取り組んでまいります。
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【アドフラウド対策強化の背景】

2018年のインターネット広告市場は、前年比17.9%増の1兆4,397億円にのぼると予測され、拡大傾向が続く一方、広告のインプレッション数やクリック数を機械的に大量発生させるといったアドフラウド問題が頻発しています。
 GMO TECHでは、2016年5月から不正広告対策ツールを導入しており、早期からアドフラウドを排除するべく対策を行っていますが、市場の拡大とともにアドフラウドが急速に増加していることを受けて、本対策を強化することといたしました。そして本年5月に「既存の不正対策ツールの機能更新」および「独自の排除ロジックの実装」を実施いたしました。
 「既存の不正対策ツールの機能更新」においては、広告不正においてIPアドレスやユーザーエージェントなど、偽装されやすい要素・項目の数を大幅に追加したうえ、各項目に対する分析を行い不正排除した結果、ホワイトリストを改善。これらの対策の効果を検証するべく、約2ヶ月間の不正広告ブロック率を計測したところ、僅か2ヶ月間でブロック率を2倍以上に改善することができました。これは「GMO SmaAD」および「GMO SmaAFFi」における広告配信が、これまで以上に無駄な広告費負担の発生を防いでいることを表しています。これにより、広告運用におけるコンバージョンの改善、および企業の投資対効果のさらなる向上が期待できます。
 GMO TECHは、今後もインターネット広告の信頼性を向上させるべく、パートナー企業各社と協力し、アドフラウド問題に取り組んで参ります。

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