株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)の海外本社「電通イージス・ネットワーク」は、インドネシアの大手デジタルパフォーマンスマーケティング会社「PT Valuklik」(本社:ジャカルタ市、CEO:Rahul Nambiar、以下「バリュークリック社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。

 2012年に設立されたバリュークリック社は、SEM(検索エンジンマーケティング)、SEO(検索エンジン最適化)、ソーシャルメディア、運用型広告などの領域を扱っており、現在では55名の社員を抱えるインドネシア大手のデジタルパフォーマンスマーケティング会社へと成長しています。同社はGoogle社のプレミア・パートナーであるほか、インドネシア内外のプラットフォーム事業者など多数のネット企業とパートナー契約を結んでおり、多方面から高い評価を得ています。

 株式取得後、当社はバリュークリック社を当社グループのグローバルネットワーク・ブランド※の1つで、デジタルパフォーマンス領域に強みを持つiProspect(アイプロスペクト)のインドネシア拠点と合併させ、社名の呼称をiProspect Valuklik(アイプロスペクト・バリュークリック)に変更します。

 また当社は、バリュークリック社のブランドで、デジタル分析に強みを持ち、Goolgeアナリティクスのインドネシアにおける最大の認定パートナーの一つであるPinnacle(ピナクル)をiProspect(アイプロスペクト)と合併させ、iProspect Pinnacle(アイプロスペクト・ピナクル)に改称します。

 電通イージス・ネットワークが本年6月に発表した「世界の広告費成長率予測」によると、インドネシアの2017年と2018年のデジタル広告費は、それぞれ前年比で45.3%増、37.5%増と大幅に伸長する見込みで、デジタルは2017年には媒体別でテレビに次ぐ第2の広告メディアとなる見通しです。

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