株式会社フロムスクラッチ(本社:東京都新宿区/代表取締役:安部泰洋)は、マーケティングプラットフォーム「b→dash」に、AIを活用したData Preparationの新機能「b→dash Data Preparation Engine」の提供を開始したことをお知らせいたします。

【背景】

デジタルシフトの急速な進展、集客チャネル・決済、プロモーションの多様化・高度化により、多くの企業は絶え間なく生み出される多様なビッグデータを取得できるようになりました。取得したビッグデータは、データの統合・変換の工程を経てはじめて、分析や施策等に活用することができます。

これまでは、適切にデータを活用するためには、データをExtract(抽出)、Transform(変換)、Load(取込)するETL工程が必要不可欠でした。多くの担当者が業務部門からデータ提供の依頼を受け、膨大な工数とコストをかけながら、データ処理をおこなっていました。さらにETL工程に対応するデータ処理ツールのほとんどは技術者向けであり、利用者も限られていました。ETL工程におけるデータ処理に膨大な工数とコストを費やすことは、データ活用の“ボトルネック”となっており、多くの企業で課題視されています。

【新機能 「b→dash Data Preparation Engine」について】

 前述したようなETL工程におけるデータ処理の課題を受け、近年注目されている工程が「Data Preparation(データ準備)」です。Data Preparationは、これまでITの技術者のみが従事していたETL工程を、誰もが簡単に従事できるようにする新しいデータ処理工程です。フロムスクラッチが提供を開始した「b→dash Data Preparation Engine」は、Data Preparation基盤として、データクレンジングやデータモデリングなどの工程を、b→dashのプラットフォーム上で簡単に操作・処理することを可能にした、これまでにない画期的な新機能です。

 これにより、これまで膨大な工数とコストを費やしていたデータ処理工程が大幅に削減・縮小され、スピーディに、分析・レコメンド・LINE・SNS配信・プッシュ通知・メール配信などの施策への活用が実現します。具体的にはWeb、mobile、SNS、自社システム等の各種データソースからのデータもワンタッチで自動連携することができます。そして、その収集したデータを誰でも瞬時に変換し、即時活用することが可能です。また蓄積したデータをSaaS系のサービスやBIツール等に自由に連携することもできるため、マーケティングの幅が大きく広がることが考えられます。さらに、AIを活用することで、プラットフォーム上での操作における利便性向上、多様なデータフォーマットへの対応も実現しています。

【期待される効果】

新機能の先行導入をした一部クライアントのケースでは、これまで費やしていたデータ処理にかかる工数が約62.3%削減され、さらにコストも従来かかっていたシステム構築費や外部委託費を不要としたことで約91.7%の削減が実現しました。これまでのETL工程では、工数とコストが多く費やされていましたが、「b→dash Data Preparation Engine」により、b→dashのプラットフォーム上でのデータ処理が実現し、工数とコストの大幅に削減に寄与しました。

 今後は、Data Preparation領域におけるデータ処理工程に、AI/機械学習・分散コンピューティングなどのテクノロジーを積極的に取り入れ、よりデータ処理・統合の自動化・高速化を目指します。「b→dash Data Preparation Engine」は、企業が持つ全てのデータに価値を与えます。

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<b→dash Data Preparation Engine概要>

●「b→dash」の詳細はこちら
URL:https://bdash-marketing.com/

※引用元リリース
https://f-scratch.co.jp/news/4010/

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