企業のブランド戦略を支援する株式会社リスキーブランド(本社:東京都渋谷区、代表:田崎和照)がお手伝いさせていただいた、旭化成不動産レジデンス株式会社のデザイン思想「センティックデザイン」が公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2017年度グッドデザイン賞」を受賞しました。今回の受賞は、分譲マンションという商品自体のデザインに留まらず、住人と共に街を再生するという同社のデザインの思想が高く評価されました。

建替え事業のパイオニアである同社では、その街の歴史や住む人々の想いを継承していくことを大切にしています。そんな想いをデザインにも反映させているのが「センティックデザイン」という思想です。同社が建替え事業で手掛ける分譲マンション「ATLAS(アトラス)」に取り入れられ、どのマンションにも画一的なデザインを採用するのではなく、その街の個性を踏まえ、一つ一つデザインの方法を変えています。

今回の取り組みは、旭化成不動産レジデンスが長年実施してきたデザイン技術や理念を改めて明文化し、社内浸透そしてお客さまによりわかりやすく理解していただくために行いました。

センティックデザインとは

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センティックデザインとは、マンション建替え事業・密集市街地共同化事業に取り組むことで生まれた、継続される地域デザインにより街づくりブランドを目指すものです。あらかじめ決まったデザインを採用することはなく、多様な都市それぞれに固有の歴史や土地柄を踏まえ、その地に最適な顔をつくり出すために、プロジェクト1つ1つに対してデザインの方法を変えています。デザインのコードとなっているのは、【記憶の継承(歴史)、共創(コミュニケーション)、街への貢献(地域性)】の3つです。センティックは、フランス語のSentir(感じる)+英語のQuality(品質)をベースにした造語です。

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