凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)と、TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:桑野 徹、以下TIS)は、共同でスマートスピーカー「AISonar(エーアイソナー)」のコンセプト検証(PoC)の検討を開始します。
両社は、「AISonar」を金融機関の店頭顧客対応である窓口案内業務、問合せ・受付業務に特化したAIコミュニケーションサービスとしての提供を目指します。

凸版印刷とTISでは、「AISonar」とTISの業務チャットボットプラットフォームサービス「DialogPlay」を組み合わせた銀行窓口業務の接客デモンストレーションを、「FIT2017 金融国際情報技術展」(会期:10月26日(木)・27日(金)10:00~18:00、会場:東京国際フォーラム)で展示します。

スマートスピーカー「AISonar」

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凸版印刷では、金融機関向けの業務ノウハウを元に「AISonar」と連携させる「DialogPlay」のFAQ制作や回答精度の向上を行う運用支援、AI対話エンジンからオペレータへの引継ぎが出来るコールセンターや事務局運営を担当します。また、凸版印刷は、金融機関向けのWebサイトの構築やタブレット端末で口座開設やカード申込をペーパーレスで行う「SpeedEntry plus(スピードエントリープラス)」を開発、提供しています。このような既存システムと「AISonar」を連携させることにより提供サービスの向上を行います。
TISでは、「AISonar」のソリューション化および「AISonar」の対話エンジンとして利用する業務チャットボットプラットフォーム「DialogPlay」の開発を行っています。「AISonar」の音声認識、音声合成、翻訳、対話を組み合わせたソリューションの開発を進め、BtoB向けソリューション提供、SI開発などを対応していきます。

両社の協業における「AISonar」活用イメージ

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今後の展開

凸版印刷では、金融機関向けのソリューション検討をTISと進めると共に流通、メーカー、自治体向けにも既存の商品情報データベースやキャンペーンシステムと連携させ、AI対話エンジンを中心としたトータルソリューションの提供を目指します。
TISでは、PoCなどを通じて、「AISonar」の実用化の準備を進めていきBtoB向けのスマートスピーカーソリューションの提供を目指します。

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