PR TIMESがビッグデータAI解析で広報PR支援を開始。プレスリリースとメディア記事からトレンド予測・メディア分析 - 東工大関連VCからスピンオフした株式会社みらいリレーションズと共同開発 -

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社 PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓己、東証一部:3922)は、保有する100万件超のプレスリリース等のビッグデータをAI(人工知能)で解析し、トレンド予測やメディア分析を科学的に提案・実行する、個社向け広報PR支援サービスを2021年8月23日(月)より提供開始します。

■ クライアントの長期的な成功へ伴走する「PRパートナー事業」本格始動

 今回、本格始動したPRパートナー事業では、株式会社PR TIMESが持つビッグデータを活用したPR戦略の企画立案、実行、効果検証までを総合的に提供し、広報活動を全面サポート。従来型の属人的なPR支援とは異なり、原稿のキーワード選定からメディア理解に至るまで、データに基づいた最適な選択が可能です。「クライアントとメディアの良き伴走者になる」をテーマに、企業とメディア双方を深く理解し、1to1でクライアントを成功に導くPRパートナーとなることを目指します。

 基本契約期間は6ヶ月~、料金は月額60万円~(応相談)です。

■ AI×ビッグデータでPRを科学する、ファクト解析型PR

 PR TIMESでは、累計100万件を超える「PR TIMES」プレスリリースのほか、「Webクリッピング」が収集する1日10万件以上のWebニュース記事のデータを蓄積しています。データ解析にあたっては、株式会社みらいリレーションズのデータ利活用システム「F-Ledger(フレッジャー)」とサービス連携し共同開発を進めます。膨大なデータから記事やキーワードを高速抽出・AI分析することで、トレンドや業界ごとの動向のキャッチアップ、各メディアとの親和性が高いキーワード提案、適切な配信タイミングの検討などを行うことが可能になります。

 今回、共同開発を進めるシステムでは、通常のビッグデータ解析では抽出しきれない、少ない頻度・件数の記事の動きからも傾向を読み取ることができます。この特長を生かして研究を重ねることで、注目が集まった後ではなく、出現頻度が徐々に増加している段階から流行を先読みし、PR活動のヒントにすることが可能になります。

 また特定のキーワードと合わせてよく使われている単語も抽出することが可能なため、その組み合わせを意識したプレスリリースの作成や、メディアごとの特色をつかんだアプローチにつなげることができます。

 カテゴリが同じ媒体でも個々の傾向を数値的に分析することで、メディアごとに価値のある情報を提供し、その情報を本当に必要としている生活者のもとに届けられると考えられます。