電通、企業買収で東南アジアにおけるデジタルマーケティング関連サービスを強化 シンガポールのデジタルマーケティング会社「ハッピーマーケター社」の株式100%取得で合意

株式会社電通は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」※を通じて、シンガポールのデジタルマーケティング会社「Happy Marketer Pte. Ltd.」の全株式を取得することにつき同社株主と合意しました。

株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」※を通じて、シンガポールのデジタルマーケティング会社「Happy Marketer Pte. Ltd.」(本社:シンガポール、Founder and CEO:Rachit Dayal、以下「ハッピーマーケター社」)の全株式を取得することにつき同社株主と合意しました。

ハッピーマーケター社は、2009年の設立以来、データ分析テクノロジーを活用したサービスを提供し、顧客の体験価値を向上させることで、高い評価を得てきました。現在では、インド・バンガロール市にもサービス拠点を構え、東南アジアの有力デジタルマーケティング会社として成長を遂げています。Google、Adobe、Salesforce等の企業と強いパートナーシップを築き、デジタルマーケティング分野におけるコンサルティング、トレーニングを軸にしたサービスを提供しています。

本件買収の目的は、当社グループのグローバルネットワーク・ブランドの1つで、テクノロジーを活用したデータ分析に強みを持つデータマーケティング会社「Merkle」(マークル、本拠地:米国メリーランド州)の、シンガポールにおける事業規模を拡大し、データ分析サービス機能を強化することにあります。今後当社は、ハッピーマーケター社のブランドを「Happy Marketer, a Merkle Company」(ハッピーマーケター・ア・マークル・カンパニー)へと改称し、知見・ノウハウを融合させることで、より競争力の高いデータマーケティングサービスを東南アジア市場で提供していきます。

なお、本件が当社の2019年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク」(ロンドン)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。

引用元URL:http://www.dentsu.co.jp/news/sp/release/2019/0221-009763.html