デジタルハイブリッドのトッパン・フォームズ株式会社(以下トッパンフォームズ)は、 生活者の意識とダイレクトメール(以下DM)を取り巻く実態を把握するため、さまざまな自主調査を実施しています。2014年度および2016年度に続き、DMの平均受け取り通数や開封閲読状況、開封したくなるワード、形状、開封後の行動など、生活者の意識とDMを取り巻く実態や時系列変化からDMのトレンドを定点的に把握をすることを目的に、アンケート調査を実施しました。
 今回の調査結果より、生活者がDMからWebページへアクセスする方法として「QRコード」の利用が急速に増加したことや、年齢や性別、購入履歴などに基づいて最適化されたDM(パーソナライズDM)は、男性40代で最も好意的に受け取られることが分かりました。

調査結果の概要

1.DMからWebページへのアクセス方法は「QRコード」が1位。特に女性20~30代では「QRコード」利用が6割を超える。
2.年齢や性別、購入履歴などに基づいて最適化されたDM(パーソナライズDM)は、全体の4割以上から好意的に受け取られ、特に男性40代の許容度が最も高い。また「好ましいと思わない」が2014年度比で6.2ポイント有意に減少し、一般的に受容される傾向にある。
 今回の調査結果より、生活者がDMからWebページへアクセスする方法として「QRコード」の利用が急速に増加していることが分かりました。また「QRコード」が最も利用しやすいとした回答は全体の4割を超え、特に女性20~30代ではその傾向が顕著であり「QRコード」派が6割を超えます。近年のスマートフォンの普及と相まって、スマートフォンからの利用が想定される「QRコード」からのアクセスが主流になってきているといえます。

 また、ターゲットの年齢や性別、商品・サービスの購入履歴などに基づいて個々人に最適化されたパーソナライズ(バリアブル)DMは、「自分にメリットのある情報をもらえるなら構わない、好ましい」と思う人は全体で43.2%おり、特に男性40代では56.3%と最も許容度が高いことが分かりました。女性20~30代でも過半数が好意的に捉えています。  

トッパンフォームズのマーケティング支援ソリューション「LABOLIS」は、今回の調査で明らかになった点を踏まえて、引き続き適切な情報伝達のあり方にフォーカスしたコミュニケーション手法を研究し、継続して情報を提供してまいります。

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