~CMがスキップされにくい番組とスキップされやすい番組の違いに迫る~100番組のタイムシフト視聴実態を録画再生機のログデータで解析

株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石塚 純晃)は、スマートテレビの視聴ログを用いた『タイムシフト視聴レポート』の提供を開始しました。

2018年4月から民放5局の関東におけるテレビスポット広告の取引指標が世帯視聴率から個人視聴率に変更となり、CMのタイムシフト視聴(録画視聴)分も加味されるようになります。このような動きに伴い、広告主、広告会社、メディアなど、様々な業界において、「テレビのタイムシフト視聴行動」を理解することに注目が高まっています。

インテージでは、2017年11月にスマートテレビ視聴ログデータ(Media Gauge TV)の提供を開始しており、全国47都道府県のテレビ番組やCMの視聴実態を提供しています。タイムシフト視聴行動はリアルタイム視聴行動とは異なる特性を持つため、多面的な観点でその評価をおこなう必要があります。今回、タイムシフト視聴行動に対する注目の高まりを受け、『タイムシフト視聴レポート』の発刊に至りました。

レポートの特長

【特長1】 主要な3指標を掲載

・録画番組接触率 (わかること:タイムシフトで見られやすい番組は?)
・放送経過日別視聴構成比 (わかること:何日後に見られているか?)
・録画番組再生マップ (わかること:CMはどれだけ見られているか?)
【特長2】 ビッグデータの操作ログの強みを活かしたCMスキップ・早送りなど粒度の細かい情報を掲載

・番組内コンテンツは見られているか? CMがスキップされやすい番組は?
・放送後、すぐに見られる番組は?放送から日をあけて見られる番組は?
【特長3】 関東の100番組の分析結果を掲載 ※関東約19万台の録画再生機のログデータ

・主要な100番組をテレビ局・放送時間帯・ジャンルにばらつきをもたせて選定
・タイムシフト視聴の全体傾向が分かる

レポートの仕様

Media Gauge TVのタイムシフト視聴データをもとに、主要100番組に関する分析結果を掲載しています

・2017年11月時点の関東在住の機器を対象にしたレポートです
・2017年11月に放送された関東の地上波番組を対象にしています
・提供内容は調査レポート(PDF形式)と数表一式(Excel形式)です

レポートの主な内容

① 録画番組接触率

利用されている録画機のうち、「どのくらいの機器で該当番組が再生されたか」という実態が分かります。「タイムシフトでよく視聴される番組を発掘したい」「リアルタイム視聴とタイムシフト視聴の指標を比べることで、リアルタイムでは見られにくいがタイムシフトでは見られやすい番組を発見したい」などの課題にお応えします。
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② 放送経過日別視聴構成比

「番組をいつ再生したか?」という実態が分かります。 ※放送翌日~放送後14日までを対象
「放送後、すぐに見られる番組と、放送から日をあけて見られやすい番組の傾向を知りたい」「セール告知など、即時性が求められるCMに適した番組を探りたい」などの課題にお応えします。
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③ 録画番組再生マップ

「録画再生時にどのような操作をしているか?」という実態が分かります。
「CMがスキップされにくい番組とスキップされやすい番組の違いを知りたい」「通常再生で見ている割合と早見再生で見ている割合を把握したい」「CMを打つ場所(番組の最初・間・後)でCMスキップの程度がどのように異なるのか調べたい」などの課題にお応えします。
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