パーソルテンプスタッフが 「オムニチャネル型」販売職の育成・派遣サービスを開始

総合人材サービスのパーソルグループで人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社（本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:和田孝雄、以下パーソルテンプスタッフ）は、店舗やECなど、あらゆるチャネルを活用した商品の販売促進ができる「オムニチャネル型」販売職の育成・派遣サービスを開始いたします。小売業界における店舗とECを融合した販売戦略に対応できる人材を輩出するとともに、販売職の長期的なキャリア支援を行ってまいります。

　経済産業省によると、アパレル産業の店舗とネットを含めた全商取引のうち、ECサイトなどの電子取引されているものが2016年で10.93％（対前年比10.5％上昇）と増加しています。一方、小売業界では店舗とECで物流や在庫、売上などが別管理されていることが多く、店舗の在庫がなくなると機会損失するケースも発生しています。今後、小売業界では店舗とECの融合がさらに加速することが予想され、あらゆるチャネルを活用し商品を販売できる「オムニチャネル型」の販売職が求められていきます。

　本サービスで育成・派遣する「オムニチャネル型」販売職は、店舗とECの商品在庫や売上などが一元管理できるシステム「Monopos」を活用した販売活動を行います。店舗で在庫が不足している商品をECから取り寄せたり、逆に在庫余剰の商品をECで販売できるよう調整するなど対応します。また、何らかの事情により店舗で商品購入ができない顧客に対しては、ECサイトをご案内して購買を促すなど、様々なチャネルを活用した商品の販売促進を手掛けます。

　これまで販売職は顧客との対面コミュニケーション業務が多く、OA機器を使用した業務の機会がありませんでしたが、「Monopos」を活用した販売活動を通じて、ECの知識やOA機器操作のスキルを身に着けることができ、今後のキャリアの選択肢を広げる事も可能となります。