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■DataRobotを使ったDM収益最大化サービスとは
DataRobotをお客様企業に導入し、機械学習により顧客ごとの購買確率を予測します。購買確率が高い顧客にはDM送付、低い顧客はメール配信に切り替えるなどの施策により、売上拡大とコスト削減をはかることが可能です。DataRobotの利用には分析力やデータ加工、DM施策ノウハウをもつ人材が必要ですが、トランスコスモスのデータサイエンティストがお客様企業の担当者に分析支援やノウハウ提供をすることにより、自社内で高精度なDM送付リストを作成できるようになります。

■人材・ツール不足により分析業務を内製化できない問題を解決
通販事業にとってハガキ・カタログなどのDM施策は、載せられる情報量が多いことや高齢者層の顧客にも見てもらいやすいという理由から、売上に直結するコア業務となっています。一方で、DMの制作や郵送にはコストがかかるため、近年ではデータ分析を活用しDM施策の費用対効果を高めたいという企業が増加しています。

とはいえ、自社内に分析人材やツールが不足している企業も多く、高度な分析は外部業者に業務委託するケースがほとんどです。しかし、データの仕様や業界・商品を熟知している自社内の担当者が分析するほうが外部業者よりも優れた分析結果を得られることが多いため、トランスコスモスではDataRobotによる分析業務の自動化・内製化を推奨しています。その際、単にDataRobotを導入するだけでなく、トランスコスモスのデータサイエンティストが分析を支援し、DM送付リストを作成していくノウハウも提供します。

トランスコスモスでは既に多くのDM収益最大化プロジェクトを実施しています。従来の郵送DM中心の通販事業だけでなく、会員サービスやデジタル施策でも成功を収めています。売上を拡大するだけでなく、コストを最適化しながら売上維持、LINEなどのデジタルチャネルの活用、DM過剰送付によるブランドイメージの毀損防止などの成果を得ています。

■事例
1.日本直販でのDM収益最大化事例
トランスコスモスの通販事業「日本直販」では毎月会員に対してDMを送付していますが、コストが膨大にかかるため、これまでは外部業者にDM送付リスト作成業務を依頼し、機械学習で予測された購買確率上位の顧客にDM送付を行っていました。外部業者に依頼したのはデータサイエンティストと呼ばれる人材が社内に不足しており、内製化が困難とされていたためです。

しかし、DataRobotの登場によりデータサイエンティストが不在でも機械学習が行えるようになりました。トランスコスモスはDataRobotをいち早く日本直販のDM送付リスト作成業務に活用し、外部業者が作成したリストよりも売上拡大したリストを短時間で構築することに成功しました。DataRobotで作成したDM送付リストは、外部業者の作成した従来リストに比べ、売上が150%増加、工数50%削減の効果を生み出し、分析ノウハウの社内蓄積も可能になりました。

2.大手交通系会員サービス
大手交通系企業ではDM送付施策の最適化に本サービスを活用しています。従来はRFMのルールベースでDM送付リストを作成していましたが、DMの過剰送付や無駄打ちが多く経営課題となっていました。そこでDM送付リストをDataRobotで作成し、売上を維持しつつ、無駄打ちとなっていたDMのコストを10%削減することに成功しました。

3.大手通販LINE会員向けサービス
大手通販企業ではLINEユーザーへの効率的なクーポン配信に本サービスを活用しています。従来は全ユーザーにクーポンを配信していましたが、DataRobotで購買確率を予測し、高確率層に絞ったLINEセグメント配信を行うことでROIを400%UPさせることに成功しました。
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トランスコスモスは今後もDataRobotを使ったDM収益最大化サービスをお客様企業に提供することで、データ分析に基づく高精度なDM送付リスト作成業務の内製化と収益最大化に貢献していきます。

引用元:https://www.trans-cosmos.co.jp/company/news/190806.html

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