SpeedCurveは、Eコマースにとって欠かせない表示スピードを測定し、サイト改善を追求し続けるための計測ツールです。

株式会社ドーモ(東京・築地 代表取締役 占部雅一)は、10月15日、Web表示スピードの状態を把握するための、Saas型パフォーマンス計測サービスを行うSpeedCurve社(本社ニュージーランド・オークランド)と業務提携を行い、日本における正規代理店として、同社のSpeedCurveの販売、サポート、およびWebのパフォーマンス改善に対するコンサルタントサービスを提供していくことをお知らせします。
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9割の利用者が自社Webのパフォーマンスを把握していない現実

Webの表示スピード、つまりいかに速く表示させ、快適に操作できるかは、ユーザー体験(UX)を高めることはもちろん、売上げ、コンバージョンを追求する上では欠かせない条件の1つです。

しかし、日本のモバイルwebの表示スピードは極めて遅いのが現状です。現在、Googleやamazonなど世界のオピニオンリーダーが、操作を開始してから3秒で表示させることを推奨する中、20秒も30秒も表示に時間がかかってしまうサイトは少なくありません。1つの原因には、パフォーマンスを客観的にモニタリングする環境がなかったことがあります。驚くことに、大企業のWeb担当者でも、自社のパフォーマンスの状態をほとんど把握できていません。今後は、Googleアナリティクスなどのアクセス解析に加えて、パフォーマンス計測をおこなっていくことが欠かせないWebマーケティグの条件となってきます。

SpeedCurveの特徴

SpeedCurveには、Syntheticと呼ばれる合成モニタリングとRUM(RealtimeUser Monitoring)と呼ばれる実測を行う2つの機能があります。(現在、RUMは準備中となります。)Syntheticのメリットは正確性であり、インターネット経由で計測しているので、サードパーティの影響もチェックできます。また能動的にWebサイトにアクセスして計測するため、エラーの検出が可能です。

SpeedCurveにはいくつかの特徴がありますが、ひと言でいえば、オープンソースのWebpagetestやGoogleのlighthouseを取り込み、時系列に計測が可能です。しかもビジュアライゼーションにより感覚的に状況を把握しやすいというところにあります。

従来の計測サービスでは、時系列での計測には人的コストがかかりました。メルマガ配信、夜間のピークタイム、土日のセールタイムなど、Eコマースにおいては、ビジネスタイム以外の状態チェックが非常に重要です。

SpeedCurveでは、予め設定を行うことでビジネスタイム以外の計測も実施することが可能です。継続的に計測を行うことで、Webにアクセスするユーザーがどのような状態にあるかを常に客観視することができます。

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