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■連携の概要
今回の連携により、SmartHRで従業員自身が行う、入社手続きに必要な情報入力画面や年末調整による入力画面がWOVN.ioで多言語化されます。外国人従業員は母国語で内容を確認しながら自身で入力することで、不明点や入力ミスなどをなくし、効率的にSmartHRによる労務手続きを行うことが可能になります。

<多言語化対応が適用されるSmartHRの画面>
・雇用契約・入社手続き・年末調整の従業員用入力画面

<対応言語>
・英語
・中国語(繁体字)
・中国語(簡体字)
・韓国語
・ベトナム語
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■連携の背景
2018年末に在留外国人数は273万人を超え、2018年10月末に外国人労働者を雇用している事業所は216,348か所となり、どちらも過去最高を更新しています。
また、経済産業省はダイバーシティ経営の推進を掲げており、2019年4月からは新しい在留資格である「特定技能」も新設され、ますます日本で働く外国人と外国人を雇用する事業所が増加することが予想されます。

このように、外国人従業員が増加し、受入体制や環境整備が迫られる背景をもとに、HR領域でのシステム多言語化の必要性が高まっています。しかし、従来、既存のシステムを多言語化する場合には、追加開発に膨大な開発期間やコストが発生していました。

今回、既存システムの多言語化を容易にする「WOVN.io」と、煩雑な労務手続きをシンプルにする「SmartHR」が連携することで、外国人従業員も言語のストレスを感じることなく、年末調整や入社手続きなどを従業員が自身のPCやスマートフォンから簡単に行えます。

※参考:
2019年3月22日法務省発表「平成30年末現在における在留外国人数について」http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00081.html
平成31年1月25日厚生労働省発表「外国人雇用状況」の届出状況 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_03337.html

■今後の展望
WOVN.ioは「世界中の人が全てのデータに母国語でアクセスできる世界」をミッションに掲げています。今後増加の一途をたどるであろう在留外国人や外国人従業員の働きやすさを追求すべく、SaaS(クラウドで提供されるソフトウェア)の管理画面も多言語化できるというWOVN.ioの強みを活かし、外国人が日本で働く上で利用するシステムやウェブサービスの多言語化を推進してまいります。

引用元:https://wovn.io/ja/blog/press_release_wovn-io_smarthr201907/

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