ビッグデータ収集に主眼を置いた決済サービス構想と個別企業のデータ利活用を支援

有限責任監査法人トーマツ(東京都港区、包括代表 國井泰成、以下トーマツ)は、2018年9月より、QRコード等キャッシュレス決済を起点としたデータ戦略立案アドバイザリーサービス、およびワークショップの提供を開始します。本サービスは、トーマツが実施したQRコード決済・モバイル決済に関するユーザー調査(独自調査)の結果をもとに、個別企業向けに、決済情報などのビッグデータ活用に主眼を置いたデータ戦略立案、データ分析、施策の実施までをサポートします。ビッグデータ解析の専門家と、金融・モバイル決済ビジネスの専門家等で組成されたチームにより支援します。
■サービスの概要および特長
データ活用計画において、個別企業が保有する既存のデータを洗い出し、取得すべきデータ項目を特定することで、購買データなどを組み合わせた企業内のデータ利活用を支援します。キャッシュレス決済サービスは、ビッグデータビジネスのためのデータ収集基盤となり得ます。スマートフォンをベースとする決済サービスを提供することで、顧客接点を拡大し、ビッグデータ分析、および、分析をもとにしたマーケティング施策実行へつなぐことが期待できるとトーマツは考えています。決済電子化を起点とした戦略により、顧客行動分析や他企業連携など、企業にとって重要なテーマとなっているビッグデータ収集と利活用に関する課題解決を支援します。

特長①ユーザー調査を踏まえた構想検討
ユーザーや加盟店を巻き込む決済サービスでは、各ステークホルダーに対するメリットの訴求が重要となります。トーマツの独自調査を基に、QRコード決済のポテンシャルターゲットや支払い方法(前払い・後払い・デビット等)の特定などユーザー属性から見える遡及すべきポイントについてインサイトを紹介し、スキーム構想を支援します。同時に、決済導入により取得されるデータに関し、既存ビジネスとの関連性やデータ活用の目指す姿を検討します。

特長②データ利活用の課題解決
生活があらゆる面でデジタル化される今、データ活用は企業にとっても重要な課題のひとつです。従来企業が保有するデータに加え、新しく決済サービスを通じて収集された取引データや顧客情報などのビッグデータを収集・分析することで、企業のデータ活用に関する課題を解決します。

特長③専門チームを組成
ビッグデータ解析のアナリティクス専門家と、金融・キャッシュレスビジネスに詳しい専門家とでチームを組成し、実効的なアドバイスを提供します。
図表1 QRコード等キャッシュレス決済を起点としたデー...

図表1 QRコード等キャッシュレス決済を起点としたデータ戦略立案アドバイザリーの流れ

■キャッシュレス決済ワークショップの概要
独自調査の結果からのインサイトを用いて、業界展望をもとに個別企業のデータ戦略ビジョン策定を行うワークショップを実施します。2日間のワークショップを通し、キャッシュレス環境に関する基礎理解、ユーザー調査結果の紐解き、個別企業のデータ活用の戦略的方向性の検討をヒアリングから行います。(図表2)
調査結果の紐解きでは、QRコード決済やモバイル決済といった新たな決済手段が登場するなか、ユーザーは何を重視してサービスを選択するか?どのようなシーンで利用するか?クレジットカードや電子マネー、デビットカード等複数手段がある中で将来的にどの手段を好むのか?それはなぜか?など、年代・性別などの属性から見える、想定すべきターゲット像と遡及すべきポイントについて、インサイトを紹介します。

・金額:500万円(税別)から
・成果物:調査結果レポート 第一弾&第二弾(クラスタ分析レポート含む)、ワークショップレポート(国内外決済サービス事例等含む)
図表2 ワークショップの流れ

図表2 ワークショップの流れ

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