次世代携帯電話技術「5G」への移行を目前にし、動画コンテンツの重要性はますます高まってきています。動画コンテンツでより多くのユーザーに接触するには、自社制作動画の分析だけでなく、YouTubeやInstagramなどプラットフォームにおける競合他社との比較や、個人クリエイターの人気動画の把握や囲い込み戦略が欠かせません。

キメラは2019年7月、YouTube、Facebook、Instagram、Twitterという4大プラットフォームの横断動画分析ソリューション「Tubular」を開発・提供するTubular Labsとパートナーシップ契約を締結しました。本日2019年8月9日から日本国内代理店としてTubularの営業・サポートの提供を開始します。
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Tubularは、4大プラットフォームの全動画コンテンツを横断的に分析できます。日々新たに生み出される300万もの動画に対し、「インフルエンサー」「ブランド」などクリエイターの属性や、動画内容のジャンルなどを自動的に分類。何曜日に、あるいは、長さが何分の動画が多く再生されるといった統計値のほか、YouTubeやFacebookの動画なら視聴ユーザーの性別や年代の分布がわかります。これにより、「いまユーザーに受け入れられている動画のトレンド」「動画を公開するタイミング」「プラットフォームやジャンルに適した動画の長さ」を把握して動画コンテンツ戦略の精度を上げ、「若者」といった属性の視聴ユーザーを効率的に獲得し、動画によるメディアのブランディング、マネタイズ強化が可能になります。

■ Tubularの主要な機能やサービス
・ビデオ・インテリジェンス:Tubularの分類から、パフォーマンスが高い動画コンテンツを容易に探せる。
・オーディエンス・インサイト:自社や競合の動画を視聴するユーザーの性別・年代をグラフ表示。それらユーザーがほかにどういう動画を視聴しているかもわかる。
・パフォーマンス・インサイト:プラットフォームや動画の長さ、内容のジャンルなど、どのような動画がよく視聴されているかをグラフで可視化。
・クリエーター・インテリジェンス:インフルエンサーや、自社と比較するための競合クリエーターの発見。
・ダッシュボード:競合や注目クリエイターを登録し、最新動向を素早く確認。
・ディールメーカー:スポンサード動画分析。同一の動画コンテンツが、どのメディア経由の掲載でパフォーマンスが高いかを調査できる。広告主、広告代理店向け機能。
・プロフェッショナル・サービス:Tubularの分析担当者が、御社の動画ビジネスニーズに合わせた深い洞察を提供。

キメラは、記事コンテンツのエンゲージメント分析ツール「Chartbeat」、メディアのサブスクリプション管理ツール「Piano」を提供しています。今回、Tubularの提供開始により動画コンテンツ領域もカバーすることとなり、より広範囲なメディアビジネスのご支援が可能になりました。キメラでは、これら海外ツールの提供だけでなく、日本国内の課題に合わせた自社サービスの準備も進めております。今後のキメラの展開にご期待ください。

■ 株式会社キメラ 代表取締役社長COO 大東洋克からのコメント
動画コンテンツビジネスの市場は、個人においても企業においても日々拡大しています。しかしながら、動画コンテンツがもたらす価値の効果測定はほとんどできていません。Tubularなら、自社だけでなく、競合他社や個人の動画コンテンツとともに分析できます。動画コンテンツのよりよい制作・発信をサポートすることで、メディアの新しい価値の創造と提案を続けていきます。

■ Tubular Labs, Inc. Head of Asia-Pacific Stephan Jennからのコメント
キメラは、デジタル戦略を通じて日本の大手メディア企業が大切な読者の獲得をサポートする豊富な経験を持っています。このパートナーシップを通じて、Tubularの業界標準のビデオ測定・分析ソリューションを日本市場に提供できることをうれしく思います。

引用元:https://ximera.co.jp/news-2019-08-09.html

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