新UIとAIにより広告主の手間を削減し、ROIの向上を実現

米国カリフォルニア州サンノゼ発:Adobe(Nasdaq: ADBE)(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ)は本日、使いやすいワークフロー、独自のデータアクセス、人工知能(AI)を備えた検索連携型広告の管理ソリューションの最新版である「Adobe Advertising Cloud Search」を発表しました。Adobe Experience Cloudの一部であるこのソリューションは、広告主の手間を削減し、ROIを向上させることを目的としています。

検索連動型広告の広告主は、キャンペーンの計画と最適化が複雑性を増していく状況に直面しています。検索連動型キャンペーンには複数の属性にまたがる数千ものキーワードから、オーディエンス、デバイス、地域、時刻などのターゲティングパラメータまで数十億ものデータが関わります。人がそのようなデータをすべて取捨選択し、予算配分や入札最適化などについて最適な意思決定を行い、最善の結果を得ることは不可能です。Adobe Advertising Cloud Searchはそうした課題に対処します。

Adobe Advertising Cloud Searchは、検索マーケティングにおいてオーディエンスターゲティングプロセスを簡素化します。これは、主要なマーケティングテクノロジースタックであるAdobe Experience CloudのオーディエンスにAIとマシンラーニングを結び付け、広告主に、より大きな利益をもたらすという業界初の取り組みです。こうした最適化の機能を担うのが、アドビのAIとマシンラーニングのフレームワークであるAdobe Senseiです。Adobe Analyticsによるきめ細かいエンゲージメント基準のほか、Adobe Audience ManagerやAdobe Campaignのオーディエンスを備えたAdobe Advertising Cloud Searchは、Adobe Senseiを活用して、入札の最適化、シミュレーション、意思決定予測の際に情報を提供します。

Adobe Advertising Cloud Searchは、使いやすさを徹底し、ワークフローをより効率的かつ効果的なものにする新たなユーザーインターフェイス(UI)を採用しています。新しくなった点として、UIとMicrosoft Excelの間で直接コピー&ペーストができ、変更が即座に反映される機能など、数々の新しいバルク編集機能があげられます。また、広告主は複雑なキャンペーンの素早い検索、ナビゲーション、整理ができるため、迅速な管理が可能になります。さらに、カスタマイズされたレポーティングフィルターとカラムによって複雑なデータが簡素化され、意思決定のスピードを迅速化します。

キャンペーン最適化においては、モデルパフォーマンスと実際のパフォーマンスとの相違をAdobe Senseiが精査し、1日に複数回キーワード入札を自動的に調整してリターンを最大化します。Adobe Advertising Cloud Searchは、この最適化を他の検索プラットフォームよりはるかに高いレベルの透明性で提供します。広告主は、予測モデルとその精度に関する全面的な可視性が得られ、クリック、コスト、収益のモデルを構築するためにいつでもレポートを入手できます。

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