ニーズが刻々と変化する学生に対応したパーソナライズ施策で、CVRが60%以上に―学生と企業の最適なマッチング機会を創出―

株式会社ブレインパッドは、株式会社ディスコが運営する、新卒学生向け就職情報サイト「キャリタス就活」に、レコメンドエンジン搭載プライベートDMP「Rtoaster(アールトースター)」を導入したことを発表いたします。

 「Rtoaster」は「キャリタス就活」のコンセプトである「自分にフィットする最適な1社と出会えるセレクト型サイト」の実現に活用されています。

■学生の変化するニーズに応えるため、属性データだけでなく行動データを加えたマッチングを実現

 「キャリタス就活」は、学生が就職活動を行う中で志望する業界や職種が刻々と変化するものの、最初にサイトに登録した情報を修正することは少ないため、登録情報(学部・学科、現住所や帰省先など)や志望情報(業界、職種、勤務地など)の属性に基づくマッチングだけでは変化するニーズを捉えきれず、適切な情報を提供することが困難であることを課題としていました。
 そこでブレインパッドは、学生の企業ページの閲覧履歴やインターンシップへのエントリーなどの「行動」にも基づくレコメンドを実施しました。これにより、レコメンドした一部の箇所ではCVRが60%以上になっており、学生の志望に合ったレコメンドの実現に貢献しています。
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■ページ単位で最適化した情報を提供し、学生のニーズを捉えたマッチングを可能に

 キャリタス就活には「企業研究ページ」「就活情報ページ」などさまざまなページがあり、それぞれのページ毎に適切なレコメンドを行い、学生のニーズに応えた情報の提供を行っています。
 例えば、インターンシップのコースを閲覧している学生に対し、希望に合った別のインターンシップのコースの情報をレコメンドすることで学生にとって有意義な情報を提供することができます。

■別サイトで蓄積したデータを「キャリタス就活」に移行することで、サイトオープン初期から適切なレコメンドを実現

 学生向けの就職サイトの特徴として、採用活動がスタートする3月1日午前0時にアクセスが殺到し、この日の学生の企業エントリー数はサイト全体のエントリー数の多数を占めるため、このタイミングを逃さずに最適なレコメンドが行われることは、学生と企業のマッチングにおいて極めて重要です。
 そこで、採用活動がスタートする9ヶ月前にインターンシップの情報を中心としたプレサイトをオープンし、このサイトで蓄積した行動履歴を企業へエントリーができる「キャリタス就活」の本サイトへ移行させ、レコメンド内容に反映させています。これにより、最もアクセスが集中するタイミングで適切なレコメンド施策を実行し学生のエントリー機会の損失を防いでいます。

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