事前登録データや行動分析データの活用により、展示会効果の最大化を支援

JTBグループで様々なコミュニケーションサービスを提供する株式会社JTBコミュニケーションデザイン(東京都港区、代表取締役社長:細野 顕宏、以下 JTBコミュニケーションデザイン)は、出展社、来場者双方に有益な新世代の展示会の実現を目指し、展示会向け新マーケティングサービス「event marketing & matching platform」の提供を開始します。

このサービスは、国際航業株式会社が提供する来場者向け屋内ナビゲーションサービス「VIP Finder」、及び、テクサー株式会社が提供する展示会データ解析システム「EXAS」を中核として、来場者の位置情報を基に様々な情報を解析し、提供するものです。

「event marketing & matching platform」を導入した展示会では、来場者が携帯するビーコン(BLEタグなど)から発信される電波を展示会場内に設置した受信機が測位することにより、展示会全体に関する来場者の動線データを抽出します。この動線データの解析により、各出展社のブースにおける来訪者数や滞在時間などのデータを取得し、各出展社に興味を持つ来場者を順位付けて抽出することが可能です。さらに、事前登録された属性情報との掛け合わせにより顧客リストを作成することで、会期後のマーケティング活動にも活用することができます。

また、来場者に対しては、広い展示会場で迷わないための位置情報表示、来場者属性に考慮したレコメンド、出展社・出展内容検索、等の機能を提供します。これらの機能により、来場者一人ひとりに対して有益な情報をリアルタイムに提供することが可能になります。

JTBコミュニケーションデザインでは、「Embedded Technology / IoT Technology 2017」、「Smart Sensing 2018」、「ET West / IoT Technology West 2018」の展示会で試験的に導入し、その有効性とサービス安定性の確認を行うとともに、来場者の行動情報と属性情報の掛け合わせによるデータに基づく客観的な評価や、来場者へのリアルタイムな情報提供が可能であることを実証しています。

今回、サービス導入第一弾として2018年11月14日(水)~16日(金)にパシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology / IoT Technology 2018」において、出展社、および来場者への情報サービスを提供します。その後JTBコミュニケーションデザインが運営する他の展示会にも順次展開予定です。

JTBコミュニケーションデザインは、本サービスの提供により、出展社のマーケティング活動のサポートを強化し、出展効果最大化を目指すとともに、来場者の展示会における満足度向上を促進することで、新世代の展示会の実現を目指します。

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