インターネットを活用したマーケティングソリューションを提案する株式会社エイジア(本社:東京都品川区、代表取締役:美濃 和男、東証一部上場:証券コード2352、以下 当社)と、モバイルソリューション製品を開発・販売するAOSモバイル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:原田典子、以下 AOSモバイル)は、SMS(ショートメッセージサービス)の次世代規格「+メッセージ(プラスメッセージ)」に対応し、SMSのマーケティング活用を推進する目的で、両社製品連携を視野に業務提携を行うことで合意いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

背景

本日2018年5月9日より、大手携帯会社3社(NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンク)は、SMSの新規格「+メッセージ」サービスの提供を開始しました。「+メッセージ」は、携帯電話に全角70字までの短文テキストを送信できるSMSを拡張したサービスです。「+メッセージ」では、テキスト以外にも画像(スタンプや絵文字)、動画、現在地情報などを送ることができるようになったほか、文字数制限が全角で最大70字から2,730文字まで大幅に拡張されました。「+メッセージ」は、まず各携帯キャリアともに個人間のメッセージ送信サービスとして提供されます。

一方SMSは、個人間のメッセージ送信だけでなく、法人から消費者へのメッセージ送信にも活用されています。この市場はA2P(Application to Person)-SMS市場と称されており、2017年度は約4億通と配信数としてはまだ小さい規模であるものの、その増加率は81.1%と非常に高く、2021年度には約27億通まで急激に増加すると予想されています(ミック経済研究所発表、図1参照)。
 (5937)

メールを中心に、複数のコミュニケーションチャネルを活用したマーケティングコミュニケーションシステム「WEBCAS」シリーズを提供する当社は、2015年5月より企業向けSMS配信サービスを提供しております。しかし、これまで短文しか送信できなかったSMSで、特定電子メール法※2に対応しながら広告メッセージを配信することは事実上困難だったため、SMS配信サービスの用途は、本人認証、業務連絡、督促等に限定されるのが実態でした。しかし今般の「+メッセージ」サービス開始により、これからはSMSのマーケティング活用が可能になるだけでなく、表現力豊かでより効果的なSMSの配信が実現間近となりました。

この状況を鑑み、当社は法人向けSMS配信ソリューションの有力企業との協業を新たに検討した結果、AOSモバイルとの業務提携を締結することといたしました。

AOSモバイルは国内初、主要三大キャリアと直接接続した専用システムから、SMSを一斉配信できる「AOSSMS」を提供しています。メッセージ到達率は99.9%と非常に高い水準を維持しているだけでなく、企業からのメッセージ配信とユーザからのメッセージ受信を実現する「双方向SMS」に関する特許と高性能キャリア判定機能を国内で唯一取得しており、業種問わず多くの企業の課題解決に貢献しています。

トップページへ戻る

関連する記事

関連するキーワード