〜クラウド技術を活用してデジタル広告事業で中国市場に進出〜

Supership株式会社(以下:Supership)およびKDDIの子会社である北京凱迪迪愛通信技術有限公司(以下:KDDI中国)は、JD.com(京東商城)が展開している京東クラウドが運営するパートナーシップ構想である「JD Cloud matrix」において、日系企業初の戦略的パートナーに選出され、デジタルマーケティング事業において中国市場への参入を図ります。
 (7943)

2017年の中国市場における広告取引は米国に次いで世界第2位※1となっており、2018年には世界の広告取引全体におけるデジタルのシェアがテレビを抜いて38.3%※2におよぶと見られ、中国市場におけるデジタル広告の取引がこれを牽引していくことが予想されます。
一方、中国のEC市場における成長率は、2017年上半期で流通総額が13兆3500億元(約220兆円)の前年比27.1%増※3となっており、その成長スピードは激化しています。
なかでも、JD.comは中国国内のEC市場において24.5%のシェアを獲得するほか、中国国内でのデジタルマーケティング のカテゴリーにおいても、その売上規模を年々拡大しています。
この度、Supershipは、京東クラウドがパートナー企業との協業により新規事業の立ち上げを行う「JD Cloud matrix」構想にて、KDDIの中国現地法人であるKDDI中国を通じて、日系企業で初めて協業パートナーとして選定されました。なお、SupershipとKDDI中国は、協業パートナーの中でも最も深いレベルでの協業を推進する、最上位ランクの「戦略的パートナー」に選出されています。
Supershipと京東クラウドは、JD Cloud matrixでの協業を通じて両社のアセットを相互に拠出し、JD.comのビッグデータを活用したアドプラットフォームの構築、運営、共同での市場開拓を推進します。これにより、日系企業の広告主に対しては、中国市場での事業展開を推進するためのデジタル広告の配信プラットフォームを提供するだけではなく、Supershipの持つデータアセットなどを組み合わせることで訪日中国人に向けた総合的なデジタルマーケティング支援が可能となります。
京東のアクティブユーザー数は2018年上半期までで3.138億人にのぼります。京東クラウドは京東グループを基盤にして、クラウド、ビッグデータ、IoT、モバイルインターネットなどの領域において経験と実績を積み重ね、ユーザーにプラットフォーム構築・運用から、業務コンサルティングまでのワンストップサービスを提供しています。
この度、Supership、KDDI中国との連携を通じて京東クラウドの持つノウハウを提供することで、中国市場で事業展開する日系企業を支援し、この取り組みを通じて中国のユーザーに良質なサービスを提供していきます。

トップページへ戻る

関連する記事

関連するキーワード